... 時衆阿弥教団の研究(一八八六九一) (宗教研一八八六九)吉川清著池田書店昭和三一日本絵巻物全集 10 一遍聖絵(〇九六七二〇八一)角川書店昭和三五藤沢市中央図書館一遍上人縁起( F 一八二)清浄光寺発行大正七年一二一頁時宗宗典(一八八二)鎌田良伝東京平凡 ...

... 教団の基盤がその初より脆弱であり愚禿親鸞の真宗教団も弱少であったことは既に述べた通りであるが、これに比して、一遍の時衆教団は最初より多数の信徒を擁し、各地に阿弥教団が発生したことは、時過去帳両冊を精査することによって略その概況を知ること ...

... ( 12 )新修大藏經像篇第十一·十二『門葉記』第六八冥供五。の( 11 )吉田昭道著「物語僧 L ( 10 )同一九頁。( 9 )吉川清著前揭書二四六頁。( 8 )国史叢書所收金井清光著『時衆文芸研究』二〇七頁。( 7 )吉川清著『時衆阿弥教団の研究』二五六頁。

... 時衆研究家でもあった故吉川清氏は、その著書『出雲のお国』(昭和二十八年十一月刊)『時衆阿弥教団の研究』(昭和三十一年五月刊)において、かぶきの始祖といわれる出雲のお国は出雲大社の巫女ではなく、洛北出雲路河原にいた時衆賤民の鉦打の娘であり、お ...

... 研究叢書〉(吉川弘文館昭和 48 年 6 月)時宗の動向(『日本宗教史』 II <世界宗教史叢書 12 >山川出版社昭和 52 年 12 月)大橋俊雄大橋俊雄時宗の発展と聖地の役割(「時衆 ... 阿弥教団の研究』(池田書店昭和 31 年 5 月)川添昭二吉川清「時衆阿弥教団の研究 ...

... 時衆阿弥教団の研究』( ~ )相模原市役所刊『相模原市史第一巻』(三)、大橋俊雄氏「遊行歴代上人伝」(研究生)もこの説に肯定的である。これに対し寺沼琢明氏『時宗綱要』( L )は「所伝の記録は一方的のもので疑ふべきものに属し、且又理義よりするも事の ...

... 時衆阿弥教団の研究』(池田書店昭和 31 年 5 月)川添昭二吉川清時衆阿弥教団の研究[余滴〕(「時衆あゆみ」<一遍の念仏>中村昌道昭和 51 年 2 月)吉川清 年 2 月)『愛媛の仏教史』 時衆教団における職能について(「時衆研究」 70 時宗文化研究所昭和 51 39.

... 時衆阿弥教団の研究』に写真が挿入されている。このように一遍の画像はすべてななめ側面むきに描かれており、正面を向いた一遍画像はまだ管見にはいらない。おそらく正面から一遍を描いた画像は存在しないのであろう。とすれば、一遍を描くさいには ...

... 研究において、阿弥号の消長をあとづけて、鎌倉末期以後の阿弥は大体に於て時衆教団の阿弥か、又はその余波をうけて発生したものと云えるようである。しかるにそれは時衆の風紀と行儀上の問題から、他の浄土教系の各派が同じ念仏教徒でありながら時衆と ...

... 阿弥号に基づいて、世阿弥は時衆の一人であったとの説が吉川清『時衆阿弥教団の研究』によって唱えられ、林屋辰三郎、金井清光らもそれに賛成したが、これに対しては、世阿弥禅宗帰依説を実証した香西精が痛烈な批判を加えている(『文学』昭和三十五年三 ...