ほぼ日を創刊当時から読んでいます。
グッズがでたらパソコンの前に正座して発売と同時に買うくらいに大ファンでした。
実際に売り切れるからそうしていたのですが・・・
表から見てきたほぼ日。その裏側から見た風景を見ることで気づくことがある。
読書後、ぼけーっとしてしまいました。
感想もなにもない感じ。不思議な感覚でした。
本はとても薄いです。
サラリと読めます。
でも濃いです。
未来のほぼ日はどうなるのだろう?
糸井さんがいなくなった後のほぼ日は?
その物語もまた見ていこう。
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古賀史健がまとめた糸井重里のこと。 (ほぼ日文庫) 文庫 – 2018/6/6
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コピーライター、糸井重里の半生をまとめた「自伝のようなもの」。
国際的ベストセラー『嫌われる勇気』を手がけた古賀史健に導かれ、
糸井重里が気持ちよく語った、幼少期から「ほぼ日」上場に至るまで。
キューライスさんのポップな装画をあしらって、手軽な文庫本にしました。
- 本の長さ183ページ
- 言語日本語
- 出版社ほぼ日
- 発売日2018/6/6
- 寸法10.5 x 0.8 x 14.8 cm
- ISBN-104865013121
- ISBN-13978-4865013122
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登録情報
- 出版社 : ほぼ日 (2018/6/6)
- 発売日 : 2018/6/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 183ページ
- ISBN-10 : 4865013121
- ISBN-13 : 978-4865013122
- 寸法 : 10.5 x 0.8 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 72,939位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ライター。株式会社バトンズ代表。1973年福岡県生まれ。1998年、出版社勤務を経て独立。著書に『嫌われる勇気』(共著・岸見一郎)、『取材・執筆・推敲』、『さみしい夜にはペンを持て』、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』、『古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』(共著・糸井重里)などがある。2014年、ビジネス書ライターの地位向上に大きく寄与したとして「ビジネス書大賞・審査員特別賞」受賞。2015年、ライターズ・カンパニーの株式会社バトンズを設立。
イメージ付きのレビュー
5 星
今、読みたい糸井さんの自伝のようなもの
コピーライターとしての糸井重里を知りたいとき、萬流コピー塾か、インタビュー集のようなものを当たるカタチになる。しかし、どちらも知りたい情報に辿りつかない。あのコピーはどうやってできた、どうしてフリーランスでやってこれた、そうした疑問に答えてくれないからだ。この本は、文庫本で、薄い。本屋で見かけると、買うのを一瞬ためらうくらいだ。しかし、思い切って購入するならば、その薄さは感じなくなるだろう。内容の分厚さに気付くからだ。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
糸井重里さんが大好きで、インスタやツイッターをチェックしているのですが、この本を読んでますます好きになりました。奥さまも素敵で、私の理想のご夫婦です。
2018年8月30日に日本でレビュー済み
糸井重里が「自伝」とか「半生記」なんてものは書くとは思わなかった。僕の知る、糸井重里という人はこれまで独自の嗅覚で自身が熱中できるものを見つけ、ブームを巻き起こす❛現役❜の人。それだけに自身を振り返り、我が半生を語る、そのことに驚き、積読本を脇に追いやり、ネットで購入し、即本を開いた。
さて本書。映画1本を観るぐらいの時間で読めてしまう薄い文庫本ながら内容は中々濃い。
重里という名の由来、学生運動の蹉跌と中退、
突然あらわれていきなり凄腕コピーライターの誕生、あの名作「おいしい生活」秘話、矢沢永吉「成り上がり」の執筆経緯、ジュリーのTOKIOの作詞で一躍時代の寵児の頃、ゲーム「MOTHER」の開発、インターネットとの出会い、ほぼ日の開設、ほぼ日手帳の大ヒット、3.11ショック、ジャスダック市場に上場…までを丁寧に真摯に語る。
その半生を実に上手くまとめ上げたのが、ライターの古賀史健氏。何と言っても感心したのはその「文体」「語彙」「表記」。いずれをとっても、糸井重里がほぼ日に、1日も休まず書いているブログの文体と見まごう文体、用いる言葉、漢字を使わず平仮名で表記する糸井重里自らが筆を執ったと思うぐらい文章の癖も取り入れ、読者にストレスを与えないゆき届いた配慮には恐れ入る。
読みながら頭に浮かんだのは糸井重里の「人たらしの才」。例えば、美味しそうに食べる人、
屈託なく笑う人の周りに自然と人が集うように、糸井重里という人は自分では意識してないだろうけど、何かに熱中している時の放射熱ってそれこそ尋常じゃないんだろうな。それを側で眺めていた人が、「ちょっとそこ、僕にも手伝わせて〜」って言わせてしまい、気がつけばお互いを認め合う関係にまで昇華している、おそらくそのような関係がこれまでもたくさんあったんだろうな。
その代表的なエピソードとして、セゾングループ総帥堤清二を激昂させた新聞広告のキャッチコピー。任天堂の元社長 故岩田氏との交流と変わらぬ思慕。この話しに共通する「仕事を超えた濃密な関係」。この大きな果実を生んだのは、人たらしの才だと思う。いまだ語り継がれる伝説の広告キャンペーンのプロデューサーは堤清二であり、上場にまで成長したほぼ日の基盤システムをデスクの下にもぐりこみPCの配線からひとりでやってのけた岩田氏。
本書には糸井重里がこれまでの人生の折々で
なにを見て、なにを考え、どう動いてきたのかが書かれている。そう、半生記だからすべて過去のことが書かれている。ただし、キムタクとのバスフィッシング・徳川埋蔵金は除く。
糸井重里の過去を通史的に読みながら、強く感じたのは、過去を振り返るということ。ついついネガティブなことに取られがちだけど、「人は過去からできている。自分の振りまいた過去が今を作り、しでかした過去があるから今がある」。そんなごくごく当たり前のことをしみじみと感じさせてくれる滋味深い一冊であった。
さて本書。映画1本を観るぐらいの時間で読めてしまう薄い文庫本ながら内容は中々濃い。
重里という名の由来、学生運動の蹉跌と中退、
突然あらわれていきなり凄腕コピーライターの誕生、あの名作「おいしい生活」秘話、矢沢永吉「成り上がり」の執筆経緯、ジュリーのTOKIOの作詞で一躍時代の寵児の頃、ゲーム「MOTHER」の開発、インターネットとの出会い、ほぼ日の開設、ほぼ日手帳の大ヒット、3.11ショック、ジャスダック市場に上場…までを丁寧に真摯に語る。
その半生を実に上手くまとめ上げたのが、ライターの古賀史健氏。何と言っても感心したのはその「文体」「語彙」「表記」。いずれをとっても、糸井重里がほぼ日に、1日も休まず書いているブログの文体と見まごう文体、用いる言葉、漢字を使わず平仮名で表記する糸井重里自らが筆を執ったと思うぐらい文章の癖も取り入れ、読者にストレスを与えないゆき届いた配慮には恐れ入る。
読みながら頭に浮かんだのは糸井重里の「人たらしの才」。例えば、美味しそうに食べる人、
屈託なく笑う人の周りに自然と人が集うように、糸井重里という人は自分では意識してないだろうけど、何かに熱中している時の放射熱ってそれこそ尋常じゃないんだろうな。それを側で眺めていた人が、「ちょっとそこ、僕にも手伝わせて〜」って言わせてしまい、気がつけばお互いを認め合う関係にまで昇華している、おそらくそのような関係がこれまでもたくさんあったんだろうな。
その代表的なエピソードとして、セゾングループ総帥堤清二を激昂させた新聞広告のキャッチコピー。任天堂の元社長 故岩田氏との交流と変わらぬ思慕。この話しに共通する「仕事を超えた濃密な関係」。この大きな果実を生んだのは、人たらしの才だと思う。いまだ語り継がれる伝説の広告キャンペーンのプロデューサーは堤清二であり、上場にまで成長したほぼ日の基盤システムをデスクの下にもぐりこみPCの配線からひとりでやってのけた岩田氏。
本書には糸井重里がこれまでの人生の折々で
なにを見て、なにを考え、どう動いてきたのかが書かれている。そう、半生記だからすべて過去のことが書かれている。ただし、キムタクとのバスフィッシング・徳川埋蔵金は除く。
糸井重里の過去を通史的に読みながら、強く感じたのは、過去を振り返るということ。ついついネガティブなことに取られがちだけど、「人は過去からできている。自分の振りまいた過去が今を作り、しでかした過去があるから今がある」。そんなごくごく当たり前のことをしみじみと感じさせてくれる滋味深い一冊であった。
2018年6月27日に日本でレビュー済み
糸井さんの生まれてから今までのアレコレ、古賀さんがインタビューして本人が書いたエッセイ風に仕上がっています。
・
心に響く言葉がいっぱい
いっぱいすぎて困りました、笑。
・
今のご自分の行動のもとになった色々な出来事や人との出会いを惜しげもなく披露してくださっています。
・
うんうん、と頷いたり
ハッとして、気付かされたり
・
横尾忠則さん
堤清二さん
土屋耕一さん
湯村輝彦さん
吉本隆明さん
岩田聡さん
とのエピソードどれも深い。
・
隣の席で語ってくれているようでした。
バーチャル糸井さんに感謝。
・
心に響く言葉がいっぱい
いっぱいすぎて困りました、笑。
・
今のご自分の行動のもとになった色々な出来事や人との出会いを惜しげもなく披露してくださっています。
・
うんうん、と頷いたり
ハッとして、気付かされたり
・
横尾忠則さん
堤清二さん
土屋耕一さん
湯村輝彦さん
吉本隆明さん
岩田聡さん
とのエピソードどれも深い。
・
隣の席で語ってくれているようでした。
バーチャル糸井さんに感謝。
2018年6月11日に日本でレビュー済み
前書きを読んで、なぜか、あとがきを読みたくなってすぐ、あとがきを読んだ。
そうかな、と思うことが書いてあった。
最初のほう。可哀想とかじゃなく、それはいろんな感じ方、ふりかえりかたがあるけど、糸井さんの子ども時代の話は胸が苦しくなった。もちろん自分とはまったく違う経験だけど、布団の中の気持ちを思い出したから。
序盤、さらっと岩田さんが出てくるけど、ほぼ日の記事読んでない人はわかったのかな?さらっと読み進めるくらいに、最近、ほぼ日見てるなぁ、おれ。あぁ、MOTHERの話、初めて聞いた話。MOTHERの話は、どんな話もグッとくるな。岩田さんの記事、書いたこと、話したことはこれからも進んで読むと思う。
予想通り、最近の琴線に触れる話が多かった。
ちょうど今、誰に言われなくても没頭できることに意識を向けていたり、
夢の手足としての自分のスキルを棚卸したり、
そういえば、昔、どういう関係が強固か考えたときに感じた「共犯関係」の話、など、
あれもこれも、ひっかかることが散りばめられていた。
書いていただき、本として出版していただき、ありがとうございます。
・・
もっと、掘り下げたい部分を知るために、難しそうだと避けてきた吉本さんにも触れないと、ね。
そうかな、と思うことが書いてあった。
最初のほう。可哀想とかじゃなく、それはいろんな感じ方、ふりかえりかたがあるけど、糸井さんの子ども時代の話は胸が苦しくなった。もちろん自分とはまったく違う経験だけど、布団の中の気持ちを思い出したから。
序盤、さらっと岩田さんが出てくるけど、ほぼ日の記事読んでない人はわかったのかな?さらっと読み進めるくらいに、最近、ほぼ日見てるなぁ、おれ。あぁ、MOTHERの話、初めて聞いた話。MOTHERの話は、どんな話もグッとくるな。岩田さんの記事、書いたこと、話したことはこれからも進んで読むと思う。
予想通り、最近の琴線に触れる話が多かった。
ちょうど今、誰に言われなくても没頭できることに意識を向けていたり、
夢の手足としての自分のスキルを棚卸したり、
そういえば、昔、どういう関係が強固か考えたときに感じた「共犯関係」の話、など、
あれもこれも、ひっかかることが散りばめられていた。
書いていただき、本として出版していただき、ありがとうございます。
・・
もっと、掘り下げたい部分を知るために、難しそうだと避けてきた吉本さんにも触れないと、ね。
2021年9月3日に日本でレビュー済み
『コピーライターという肩書きから、ぼくはいまでも「なにかうまいことを言う人」のように見られることがあります。(中略)でもぼくは、ことばの技術におぼれることだけはしないでおこうと決めていました。』あの「おいしい生活。」というコピーを作った、コピーライター糸井重里の自伝的なものを、あの『嫌われる勇気』の古賀史健がまとめた一冊。
私自身、コピーライターという肩書に胡散臭さをずっと感じていて、でも、ことあるごとにその名前が目の前にふっと表れて、不思議な人だなと思ってました。その謎がちょっとだけ解けた気がしました。
私自身、コピーライターという肩書に胡散臭さをずっと感じていて、でも、ことあるごとにその名前が目の前にふっと表れて、不思議な人だなと思ってました。その謎がちょっとだけ解けた気がしました。
2019年11月17日に日本でレビュー済み
子供の時、他の事など考えずに、全力を尽くして目の前の遊びに夢中になっていた。今の自分にそんな一所懸命さがあるかな、なんてふと思いながら読みました。
2018年6月10日に日本でレビュー済み
コピーライターとしての糸井重里を知りたいとき、萬流コピー塾か、インタビュー集のようなものを当たるカタチになる。しかし、どちらも知りたい情報に辿りつかない。あのコピーはどうやってできた、どうしてフリーランスでやってこれた、そうした疑問に答えてくれないからだ。この本は、文庫本で、薄い。本屋で見かけると、買うのを一瞬ためらうくらいだ。しかし、思い切って購入するならば、その薄さは感じなくなるだろう。内容の分厚さに気付くからだ。
コピーライターとしての糸井重里を知りたいとき、萬流コピー塾か、インタビュー集のようなものを当たるカタチになる。しかし、どちらも知りたい情報に辿りつかない。あのコピーはどうやってできた、どうしてフリーランスでやってこれた、そうした疑問に答えてくれないからだ。この本は、文庫本で、薄い。本屋で見かけると、買うのを一瞬ためらうくらいだ。しかし、思い切って購入するならば、その薄さは感じなくなるだろう。内容の分厚さに気付くからだ。
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