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暮らしのイギリス史―王侯から庶民まで 単行本 – 2013/1/25
なぜ中世では他人同士が同じベッドで寝たのか? どうやって1つの鍋で同時に何種類もの料理を作れたのか? 王侯から庶民まで、壁の向こうで繰り広げられるふだんの暮らしを覗いてみたら……。重労働のベッドメーキングや尿によるしみ抜きなど歴史のひとこまを実感しながら中世から現代までの人々の日常に迫る、優雅でユーモラスなイギリス生活史。肉の焼き串回し犬、ヴィクトリア女王の下着など貴重図版多数。カラー16ページ。
- 本の長さ364ページ
- 言語日本語
- 出版社NTT出版
- 発売日2013/1/25
- ISBN-104757142927
- ISBN-13978-4757142923
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商品の説明
出版社からのコメント
著者について
【著者】
ルーシー・ワースリー
ロンドン塔、ケンジントン宮殿、ハンプトン・コート宮殿など、主要な王宮を監督管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員、歴史家。
数多くの歴史教養番組を監修・主演し、もっとも声望に富むパーソナリティでもある。オックスフォード大学で歴史学を専攻、サセックス大学より博士号(美術史)を授与される。
著書に『ある騎士の物語』(2007)、『廷臣たち――ジョージ王朝裏面史』(2010)などがある。
【訳者】
中島俊郎(なかじま・としろう)
甲南大学文学部教授。専門は英文学。
著書に、『イギリス的風景──教養の旅から感性の旅へ』『オックスフォード古書修行──書物が語るイギリス文化史』(以上、NTT出版)、編訳書に、キース・トマス『歴史と文学──近代イギリス史論集』(みすず書房)などがある。
玉井史絵(たまい・ふみえ)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部教授。専門は英文学。
共著書に、『ディケンズ文学における暴力とその変奏』(大阪教育図書)、『ギャスケルで読むヴィクトリア朝前半の社会と文化』(溪水社)などがある。
ルーシー・ワースリー
ロンドン塔、ケンジントン宮殿、ハンプトン・コート宮殿など、主要な王宮を監督管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員、歴史家。
数多くの歴史教養番組を監修・主演し、もっとも声望に富むパーソナリティでもある。オックスフォード大学で歴史学を専攻、サセックス大学より博士号(美術史)を授与される。
著書に『ある騎士の物語』(2007)、『廷臣たち――ジョージ王朝裏面史』(2010)などがある。
【訳者】
中島俊郎(なかじま・としろう)
甲南大学文学部教授。専門は英文学。
著書に、『イギリス的風景──教養の旅から感性の旅へ』『オックスフォード古書修行──書物が語るイギリス文化史』(以上、NTT出版)、編訳書に、キース・トマス『歴史と文学──近代イギリス史論集』(みすず書房)などがある。
玉井史絵(たまい・ふみえ)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部教授。専門は英文学。
共著書に、『ディケンズ文学における暴力とその変奏』(大阪教育図書)、『ギャスケルで読むヴィクトリア朝前半の社会と文化』(溪水社)などがある。
登録情報
- 出版社 : NTT出版 (2013/1/25)
- 発売日 : 2013/1/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 364ページ
- ISBN-10 : 4757142927
- ISBN-13 : 978-4757142923
- Amazon 売れ筋ランキング: - 544,983位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,996位ヨーロッパ史
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の本には書かれていない事が詳しく書かれています。単なるイギリス憧れ本ではありません。
2017年3月16日に日本でレビュー済み
歴史の本にありがちな古めかしく退屈な部分は皆無。まるで女性誌でも読んでいるような気楽さでイギリスの人々の暮らしぶりを、人間特有の好奇心(覗き趣味)を満足させつつ過去から現代へと俯瞰していく。それも王侯貴族、庶民、チューダー朝人、ヴィクトリア朝人、現代人などなどを、年代で切り分けず、同じ平面上に並べてみせる新鮮なアプローチ。
ヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員であり、なおかつTVの歴史教養番組にも出演している作者だけに、歴史を扱う切り口が新鮮で、女性の視点も多く取り入れられている。「ふつうの人」が楽しく読める内容だ。尿を使った洗濯や、重労働だった過去のベッドメイキングなどを、おそらくTVの企画の一環と思われるが、自らやってみるあたりは行動する歴史学者と形容したくなるほど。古いタイプの学者からは眉をひそめられそうだけど、歴史学だってこうやって進化していかないと誰も見向きもしなくなるもんね。
ヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員であり、なおかつTVの歴史教養番組にも出演している作者だけに、歴史を扱う切り口が新鮮で、女性の視点も多く取り入れられている。「ふつうの人」が楽しく読める内容だ。尿を使った洗濯や、重労働だった過去のベッドメイキングなどを、おそらくTVの企画の一環と思われるが、自らやってみるあたりは行動する歴史学者と形容したくなるほど。古いタイプの学者からは眉をひそめられそうだけど、歴史学だってこうやって進化していかないと誰も見向きもしなくなるもんね。
2013年5月25日に日本でレビュー済み
生活習慣やモノから歴史を見直す動きがこれだけ活発に行われてきた今になって
この散漫な情報を翻訳する意味があるのだろうか。
この散漫な情報を翻訳する意味があるのだろうか。
2013年4月8日に日本でレビュー済み
本書は、寝室・浴室・居間・台所と家を機能別の空間に分類し、
それぞれの部屋についてトピックスを立て、昔の人々のやり方、その推移等を紹介している。
各トピックスの内容は、必ずしも時系列とはなっておらず、どちらかというとトリビア的である。
著者はこの本の中で、「日常的な些事を充満させる」ことで、社会変革を解き明かそうとしているのかもしれないが、
この本は単に過去の日常的な些事の羅列にとどまってしまっている感がある。
住居もしくは人々の暮らしぶりの変遷に反映された社会的変革を解き明したいのであれば、時系列にそって説明された住居史の方が、
その目的に良く資するのではないか。
また、この本の終わりに著者はメッセージとして現代住居の中世回帰について触れているものの、その基盤となる議論は本書のなかに十分には見いだせない。
本書を読むことで、過去の人々の暮らしぶりに近づき、現代の自分の生活についての認識を相対化することは可能であろうが、
系統だって何かを得るというところまではいかないと思う。
既に住居史、生活史について一定の知識がある読者が、トリビアの習得を目的として(暇つぶしに)読む、サプリメンタルな位置づけの本だ。
それぞれの部屋についてトピックスを立て、昔の人々のやり方、その推移等を紹介している。
各トピックスの内容は、必ずしも時系列とはなっておらず、どちらかというとトリビア的である。
著者はこの本の中で、「日常的な些事を充満させる」ことで、社会変革を解き明かそうとしているのかもしれないが、
この本は単に過去の日常的な些事の羅列にとどまってしまっている感がある。
住居もしくは人々の暮らしぶりの変遷に反映された社会的変革を解き明したいのであれば、時系列にそって説明された住居史の方が、
その目的に良く資するのではないか。
また、この本の終わりに著者はメッセージとして現代住居の中世回帰について触れているものの、その基盤となる議論は本書のなかに十分には見いだせない。
本書を読むことで、過去の人々の暮らしぶりに近づき、現代の自分の生活についての認識を相対化することは可能であろうが、
系統だって何かを得るというところまではいかないと思う。
既に住居史、生活史について一定の知識がある読者が、トリビアの習得を目的として(暇つぶしに)読む、サプリメンタルな位置づけの本だ。