わたしは、「性的指向の権利の確立」という事にこだわる運動の路線に違和感があります。
この本は、「男らしさ」と同性関係嫌悪との関係について書かれていたのがよかったです。
性役割/男らしさの強制を問う点から、ホモフォビア(同性関係嫌悪)を問題化するようなアプローチでわたしは考えたいので、とても参考になりました。

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XY-男とは何か 単行本 – 1997/8/1
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- 本の長さ305ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1997/8/1
- ISBN-104480863052
- ISBN-13978-4480863058
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
鉄骨男と骨抜き男、現代は2種類の病気の男を生み出した。こうした男たちはどうして生まれたのか? 男性アイデンティティが根本的に抱える問題とは何か? フランスでベストセラーとなった画期的な男性論。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1997/8/1)
- 発売日 : 1997/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 305ページ
- ISBN-10 : 4480863052
- ISBN-13 : 978-4480863058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 764,382位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2013年3月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入重松清の小説(流星ワゴン)の解説に≪斎藤美奈子氏≫にこの本のことが書かれていたのでちょっと読んでみたくなり中古で購入しました。内容は想定内のものでしたが、面白かったです。本の質は(可)で正しいです。丁寧な梱包でしたし、清潔感があったので問題ありません。
- 2018年9月13日に日本でレビュー済み男性性とは、せんじ詰めると、間断なく「おまえは男らしいか? 今ここで証明してみろ!」と耳元で問われ続けること。
そして母子一体の世界から一人前の男になるために、擬似的な死や激しい苦痛などの通過儀礼が必要とされること。
だいぶ前に読んだ本ですが、絶版ということもあり、いまだに手元に残してあります。
私の場合、現実の男性というより、男性向けのフィクション作品を読み解く上でとても参考になった本です。
それまで主に急進的なアメリカのフェミに触れていたので、おフランス流の鷹揚さが新鮮でもありました。
たとえばセクハラは、職場などの権力関係をかさにきていない限りセクハラとは言えない、など。
男性の不合理なふるまいに「どうしてそうなの?」と疑問を抱く女性に読んでいただきたいと思います。
森岡正博「感じない男」もセットにするとなおいいかも知れません。