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大漢和辞典 全15巻セット 別巻『語彙索引』付 単行本 – 2000/5/10
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親文字5万字、熟語50万語。古今の辞書、および詩経・論語・孟子・老荘をはじめとする先秦の文献から唐宋の詩文、明清小説、歴代の史書などに至るまで、あらゆる資料を渉猟参酌して収録した最大級の言葉の辞典。収録熟語を現代仮名づかいの五十音順に配列した『語彙索引』は、国語辞典と同じように五十音順の仮名見出しから直接熟語の検索を可能にした。平成12年4月、『補巻』を加えて修訂第二版全15巻を刊行。
- 言語日本語
- 出版社大修館書店
- 発売日2000/5/10
- ISBN-104469031585
- ISBN-13978-4469031584
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登録情報
- 出版社 : 大修館書店 (2000/5/10)
- 発売日 : 2000/5/10
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4469031585
- ISBN-13 : 978-4469031584
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,050,576位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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5 星
日本が誇る世界最大の漢字バリケード
私は都内の某大学で中国文学を専攻しており、演習の授業で『荘子』『菜根譚』などの中国古典を講読することが多々あります。抽象的で難解な中国古典。とりわけ本文だけでなく、歴代の偉大な学者たちが残してきた膨大な注疏などの解釈に大いに役に立つのがこの壁、いや、バリケードこと大漢和です。今までは大学図書館で大漢和をうず高く積み上げ、机上に巍々たる大漢和バリケードを張り巡らせ、周囲の学生たちから常軌を逸したような視線を浴びることがありました。(むしろこの視線が快感)しかし、卒論執筆への準備が迫ってきていることや、趣味である辞書収集が勢いを増してきたので、大学3年目にして遂に大枚をはたいて購入することとなりました。といっても私が購入したのは大漢和の縮写版です。図書館によく置いてある本版ではありません。同じ大漢和でも本版と縮写版では大きさと値段がだいぶ違うので、もし大漢和を購入したいとお考えの方は縮写版をおすすめします。内容は変わりません。大漢和の魅力は何と言っても、他の漢和辞典を圧倒する厚さと分量。なんと収録漢字は5万、収録熟語は50万とも。パソコンなどが無い時代に70年以上の歳月、25万人の学者や編集者たちの尽力があって完成したこの漢和辞典は奇跡としか言いようがありません。
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2019年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
博士論文を書こうとゼミの指導教官に勧められて購入したものの、指導教官が亡くなってしまい、論文はその先に進めないまま、大荷物を抱える事に。たまに調べものをするときに役に立ちますが、筋トレをしているみたいです。。。あると安心だが、一度調べものをしだすと、身動きもできなくなるほど場所を取ります。
2016年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この「大漢和」は、ただの「辞典」というだけでつきあってはいけない本だと感じます。多数の方々の情熱と努力の結晶で、そういう認識なしで、便利に使っても全く構わないとは思いますが、やはりわたしは、この大漢和は、「畏れ多い辞典」という、なにか特殊な存在感を感じ、あだやおろそかに使うものではないような特別な敬愛を感じます。大槻文彦氏の「言海」もそうですが、「魂の籠もった辞典」という感覚を思います。現代の我々の仕事の到底及びがたいところだと思います。しかし、そろそろ何らかの形で電子書籍化して、新しい時代に対応するべきだとも思います。わたしの書棚には到底全巻おさまらず、どういう風に部屋に置くかは頭が痛い難題です。また、いいコンディションの新品を、より安価に、誰にでも手に入りやすく出版の御工夫をお願いしたいところでもあります。
2016年9月13日に日本でレビュー済み
一冊ものの漢和辞典を使っている人が『大漢和辞典』を初めて手にしたら、その取っつきにくさに驚くことだろう。
探したい字を各巻巻頭の検字索引で見つけようとしても、あまりの漢字の多さに目がくらくらするばかり。同部首同画数の漢字の配列順は康熙字典順なので規則性ゼロなのだ。目当ての親字に辿りついても、字釈はほとんどつっけんどんな一語のみ。熟語はたくさん並んでいすぎて探すのも一苦労である。やっと見つけた本文は旧仮名、旧漢字、文語体で、恐ろしく読みにくい。人名項目には生没年すら載っていない始末である。
それでは、なぜ大漢和辞典は必要なのか。まず収録字数、熟語数の多さである。他の資料には全くない字や熟語が、大漢和なら出ている。しかも、漢文の用例や出典がほとんどついているので、さらに遡って調べることが可能なのだ。人名に生没年がない、というのも中国人の生没年はもともとわからないことが多く、どの時代の人かわかればそれでよい、ということが多い。書名も、収録数は『漢籍解題』よりはるかに多く、参考書目も多数記されている。使い慣れてくれば知識の宝庫のありがたさが少しずつわかってくるはずだ。
もし『大漢和辞典』を買ったら、各巻の背にどの部首が載っているかがわかるように一覧を貼り付けておくことをお勧めする。これだけでずいぶんと使いやすくなるはずだ。
ついでに言っておくが、2018年に出るデジタル版は役に立たないと思う。本文がテキストデータでないので本文検索もカット&ペーストもできないようだ。これではデジタル版の名が泣く。
探したい字を各巻巻頭の検字索引で見つけようとしても、あまりの漢字の多さに目がくらくらするばかり。同部首同画数の漢字の配列順は康熙字典順なので規則性ゼロなのだ。目当ての親字に辿りついても、字釈はほとんどつっけんどんな一語のみ。熟語はたくさん並んでいすぎて探すのも一苦労である。やっと見つけた本文は旧仮名、旧漢字、文語体で、恐ろしく読みにくい。人名項目には生没年すら載っていない始末である。
それでは、なぜ大漢和辞典は必要なのか。まず収録字数、熟語数の多さである。他の資料には全くない字や熟語が、大漢和なら出ている。しかも、漢文の用例や出典がほとんどついているので、さらに遡って調べることが可能なのだ。人名に生没年がない、というのも中国人の生没年はもともとわからないことが多く、どの時代の人かわかればそれでよい、ということが多い。書名も、収録数は『漢籍解題』よりはるかに多く、参考書目も多数記されている。使い慣れてくれば知識の宝庫のありがたさが少しずつわかってくるはずだ。
もし『大漢和辞典』を買ったら、各巻の背にどの部首が載っているかがわかるように一覧を貼り付けておくことをお勧めする。これだけでずいぶんと使いやすくなるはずだ。
ついでに言っておくが、2018年に出るデジタル版は役に立たないと思う。本文がテキストデータでないので本文検索もカット&ペーストもできないようだ。これではデジタル版の名が泣く。
2016年11月26日に日本でレビュー済み
私は都内の某大学で中国文学を専攻しており、演習の授業で『荘子』『菜根譚』などの中国古典を講読することが多々あります。
抽象的で難解な中国古典。とりわけ本文だけでなく、歴代の偉大な学者たちが残してきた膨大な注疏などの解釈に大いに役に立つのがこの壁、いや、バリケードこと大漢和です。
今までは大学図書館で大漢和をうず高く積み上げ、机上に巍々たる大漢和バリケードを張り巡らせ、周囲の学生たちから常軌を逸したような視線を浴びることがありました。(むしろこの視線が快感)しかし、卒論執筆への準備が迫ってきていることや、趣味である辞書収集が勢いを増してきたので、大学3年目にして遂に大枚をはたいて購入することとなりました。といっても私が購入したのは大漢和の縮写版です。図書館によく置いてある本版ではありません。同じ大漢和でも本版と縮写版では大きさと値段がだいぶ違うので、もし大漢和を購入したいとお考えの方は縮写版をおすすめします。内容は変わりません。
大漢和の魅力は何と言っても、他の漢和辞典を圧倒する厚さと分量。
なんと収録漢字は5万、収録熟語は50万とも。
パソコンなどが無い時代に70年以上の歳月、25万人の学者や編集者たちの尽力があって完成したこの漢和辞典は奇跡としか言いようがありません。
抽象的で難解な中国古典。とりわけ本文だけでなく、歴代の偉大な学者たちが残してきた膨大な注疏などの解釈に大いに役に立つのがこの壁、いや、バリケードこと大漢和です。
今までは大学図書館で大漢和をうず高く積み上げ、机上に巍々たる大漢和バリケードを張り巡らせ、周囲の学生たちから常軌を逸したような視線を浴びることがありました。(むしろこの視線が快感)しかし、卒論執筆への準備が迫ってきていることや、趣味である辞書収集が勢いを増してきたので、大学3年目にして遂に大枚をはたいて購入することとなりました。といっても私が購入したのは大漢和の縮写版です。図書館によく置いてある本版ではありません。同じ大漢和でも本版と縮写版では大きさと値段がだいぶ違うので、もし大漢和を購入したいとお考えの方は縮写版をおすすめします。内容は変わりません。
大漢和の魅力は何と言っても、他の漢和辞典を圧倒する厚さと分量。
なんと収録漢字は5万、収録熟語は50万とも。
パソコンなどが無い時代に70年以上の歳月、25万人の学者や編集者たちの尽力があって完成したこの漢和辞典は奇跡としか言いようがありません。
私は都内の某大学で中国文学を専攻しており、演習の授業で『荘子』『菜根譚』などの中国古典を講読することが多々あります。
抽象的で難解な中国古典。とりわけ本文だけでなく、歴代の偉大な学者たちが残してきた膨大な注疏などの解釈に大いに役に立つのがこの壁、いや、バリケードこと大漢和です。
今までは大学図書館で大漢和をうず高く積み上げ、机上に巍々たる大漢和バリケードを張り巡らせ、周囲の学生たちから常軌を逸したような視線を浴びることがありました。(むしろこの視線が快感)しかし、卒論執筆への準備が迫ってきていることや、趣味である辞書収集が勢いを増してきたので、大学3年目にして遂に大枚をはたいて購入することとなりました。といっても私が購入したのは大漢和の縮写版です。図書館によく置いてある本版ではありません。同じ大漢和でも本版と縮写版では大きさと値段がだいぶ違うので、もし大漢和を購入したいとお考えの方は縮写版をおすすめします。内容は変わりません。
大漢和の魅力は何と言っても、他の漢和辞典を圧倒する厚さと分量。
なんと収録漢字は5万、収録熟語は50万とも。
パソコンなどが無い時代に70年以上の歳月、25万人の学者や編集者たちの尽力があって完成したこの漢和辞典は奇跡としか言いようがありません。
抽象的で難解な中国古典。とりわけ本文だけでなく、歴代の偉大な学者たちが残してきた膨大な注疏などの解釈に大いに役に立つのがこの壁、いや、バリケードこと大漢和です。
今までは大学図書館で大漢和をうず高く積み上げ、机上に巍々たる大漢和バリケードを張り巡らせ、周囲の学生たちから常軌を逸したような視線を浴びることがありました。(むしろこの視線が快感)しかし、卒論執筆への準備が迫ってきていることや、趣味である辞書収集が勢いを増してきたので、大学3年目にして遂に大枚をはたいて購入することとなりました。といっても私が購入したのは大漢和の縮写版です。図書館によく置いてある本版ではありません。同じ大漢和でも本版と縮写版では大きさと値段がだいぶ違うので、もし大漢和を購入したいとお考えの方は縮写版をおすすめします。内容は変わりません。
大漢和の魅力は何と言っても、他の漢和辞典を圧倒する厚さと分量。
なんと収録漢字は5万、収録熟語は50万とも。
パソコンなどが無い時代に70年以上の歳月、25万人の学者や編集者たちの尽力があって完成したこの漢和辞典は奇跡としか言いようがありません。
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