私の知っている日本の物の中で、
原理的な、理論的な内容を豊富にこなすことができる。
そして、私の考えですが、この分野では解析力学が
最も出色であり、こなす価値がある。
それにもかかわらず、これ以外の物でこれよりも
レベルや内容、理論的、原理的な内容も含め高く豊富な物は
見たことがありません。
これに近いレベルでは、あえていうなら大学演習シリーズですが、
私が内容を確認したところ、この物に遠く及ばないレベルや内容の認識でした。
その他というとサイエンス社のと、もう1つ、阿部氏のがありますが、
レベルも低く、内容も乏しい。(そのため、最初にこなす物にお勧めです。
私は、2つともこなしました。解析力学の分野では、サイエンス社が最も容易だと思いました。
(マセマみたいな簡単すぎるのは置いておいて)
参考書としては、ランダウのでもやりながらがいいと思います。
当然、共立のこれは、解答方針が気に食わなかったりすることもあるかと思います。
その場合、ほかの物を参考にすると自分好みの解答方針の内容が載っていることもあるため
お勧めです。(たとえば、解析力学の位相空間の変換の辺りの導出方針は、
原島氏の参考書の方針の方が私は好みなのでこちらの方針を採用しました)
また、必要事項に誤植があるので、何か理屈に合わないことを感じた場合は、
誤植の可能性も追及するといいかと思います。(解析力学の必要事項も、誤植があります。
なので、これだけ見てると、解答と必要事項の食い違いがあるため、
納得いかないこともあります。その場合は、原島氏の物を見るなど、他の物を
参照する必要があります。)
個人的には、熱力学と統計力学のシリーズもあったら良かったと思います。
(ないので、大学演習シリーズのあれをこなしています)
解析力学の重要性は、特に、それ以降での流体力学や量子力学などで感じることになります。
必要性を感じたうえでこなすことでこなす気になると思いますので、
大学1年生以降で、そして卒業後にもこれが素晴らしさをむしろ発揮してくるでしょう。
後藤氏の素晴らしさが引き立っています。
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詳解力学演習 単行本 – 1971/9/10
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力学の学習には問題練習がなにより大切であるので初歩的なものから高度なものまで、理学的なものから工学的なものまで多数問題を集めて解説。
- ISBN-104320030257
- ISBN-13978-4320030251
- 出版社共立出版
- 発売日1971/9/10
- 言語日本語
- 本の長さ374ページ
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登録情報
- 出版社 : 共立出版 (1971/9/10)
- 発売日 : 1971/9/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 374ページ
- ISBN-10 : 4320030257
- ISBN-13 : 978-4320030251
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,355位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7位力学
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2019年4月17日に日本でレビュー済み
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2019年5月6日に日本でレビュー済み
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大学編入試験のために購入しました。お得に入手でき、助かりました。
2022年6月21日に日本でレビュー済み
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普通のテキストより、解き方が具体的で大変良い。
2009年8月4日に日本でレビュー済み
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本のレイアウトとしては見にくい部類に入るかもしれないが、内容のほうは全体的に力学の重要な問題が網羅されていて、体系的に学習できる好著。
問題一問一問に比較的詳しい解答がついており、十分に自学可能である。
問題一問一問に比較的詳しい解答がついており、十分に自学可能である。
2005年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、他の16冊もの力学に関する本を参考にして書かれている。構成は、要項、問題、解答となっており、チャート式に近いように思う。問題数は半端なく多いので計画をしっかり立てて望む必要がある。
目次;1.ベクトル 2.速度、加速度、角速度 3.運動法則、保存則、保存力 4.一様な重力の下での運動 5.振動 6.中心力 7.束縛運動 8.相対運動 9.荷電粒子の運動 10.質点系の運動 11.質点系の連結運動 12.剛体運動の記述 13.質点系・剛体の平衡と仮想仕事の原理 14.固定軸をもつ剛体の運動 15.剛体の平面運動 16.剛体の空間運動 17.Lagrangeの方程式 18.変分原理とHamiltonの正準理論 19.特殊相対論的力学
初版から33年で、91刷発行。
目次;1.ベクトル 2.速度、加速度、角速度 3.運動法則、保存則、保存力 4.一様な重力の下での運動 5.振動 6.中心力 7.束縛運動 8.相対運動 9.荷電粒子の運動 10.質点系の運動 11.質点系の連結運動 12.剛体運動の記述 13.質点系・剛体の平衡と仮想仕事の原理 14.固定軸をもつ剛体の運動 15.剛体の平面運動 16.剛体の空間運動 17.Lagrangeの方程式 18.変分原理とHamiltonの正準理論 19.特殊相対論的力学
初版から33年で、91刷発行。
2004年8月23日に日本でレビュー済み
この本に対しては多様なアプローチが可能だ。各節の冒頭の要項のみ勉強すれば最小限の努力で力学を能率的にマスター出来るし、大学院入試対策として4年時にこの本をやる人も居るらしい。この本から問題を取捨選択して与えてくれる親切な先生も居るらしい。
この本の問題を全部解くのはあまり能率的な勉強ではないかもしれない。しかし1日につき10問とすれば3ヶ月程で全部こなせる。絶対量がこれだけなのだから仮に能率的ではないとしても全部解く事は取り返しの付かない時間の無駄使いにはならない。大学物理学科に入学して意欲は有り余っているが何をやれば良いか分からない、という人には僕はこの本の問題を全部解く事を薦める。これは一見能率の悪い勉強のように見えるが、やり遂げると、その後の大学の物理学の勉強を進めるための粘り強さや自信が身に付く。「解析力学」部分と「相対論的力学」部分はこの本でやらず別の書籍で学ぶ事を薦める。
僕は大学初年時にこの本をほぼ全部解いた。その後色々と間違った勉強をしたが、大学初年時にこの本に没頭した事は今でも良かったと思っている。だから、みんなに薦めたい。
この本の問題を全部解くのはあまり能率的な勉強ではないかもしれない。しかし1日につき10問とすれば3ヶ月程で全部こなせる。絶対量がこれだけなのだから仮に能率的ではないとしても全部解く事は取り返しの付かない時間の無駄使いにはならない。大学物理学科に入学して意欲は有り余っているが何をやれば良いか分からない、という人には僕はこの本の問題を全部解く事を薦める。これは一見能率の悪い勉強のように見えるが、やり遂げると、その後の大学の物理学の勉強を進めるための粘り強さや自信が身に付く。「解析力学」部分と「相対論的力学」部分はこの本でやらず別の書籍で学ぶ事を薦める。
僕は大学初年時にこの本をほぼ全部解いた。その後色々と間違った勉強をしたが、大学初年時にこの本に没頭した事は今でも良かったと思っている。だから、みんなに薦めたい。
2021年7月28日に日本でレビュー済み
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友人に貰った大学の教科書を参考にします!
2017年12月10日に日本でレビュー済み
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【評価者の使用状況】
本文読了,演習問題123/758問演習済み
【概評】
本書は高い網羅性を誇る演習書シリーズの1冊として有名ですが,初版から数十年を経ているため,最近のテーマの紹介という面ではいくらか不満な点があります.著者の方々がご存命でないことや,LaTeX 等で組版されている文章ではないことから改訂の可能性は限りなく低いと思います.その意味では改善点などを述べることにどれほどの価値があるのかは分かりませんが,それでも,今後手に取られる方のために本書の特徴を述べておくことは有益であると考え,評価を行うことにしました.以下,良い点と悪い点についてそれぞれ述べます.
【良い点】
・758問の演習問題が収録されており典型問題の網羅性が他書に比べて圧倒的に高い.
・名著の演習問題を切り貼りしているので,もし自分がそれらの本を使っていて演習問題の答えが理解できないときにこちらを参照するとより詳しい解答が載っていることがある.
・剛体の問題の網羅性は優れている.
【悪い点】
・字が小さく添え字などが見にくい箇所がある.
・典型問題の網羅性が高い一方で,やや発展的な重要テーマを理解するのに必要な問題が収録されていないことがある.
→例えば,中心力の節においてLaplace-Runge-Lenz ベクトルの問題が扱われていません.まえがきには(Laplace-Runge-Lenz ベクトルが扱われている)Goldstein やLandau-Lifshitz の本を参考にしたとあるため問題に取り入れることも出来た筈ですが・・・.
・解答でJacobi の楕円関数など特殊関数を用いる箇所もいくつかあるため,本書以外の本を参照する必要がある問題もある.
・名著の演習問題を切り張りしているので同じような類題がやや多すぎる印象を受ける箇所がある.
→§13,§15など.
・現代的な演習問題が少ない印象を受ける.
→例えば,中心力もしくは質点系の運動の節で制限3体問題の問題を扱うことは,Lagrange point やRoche 限界など宇宙物理学についての基礎事項やHamilton 力学系を理解するにあたって有益なことであるため教育的であると思われます.また,Coriolis 力についての問題はいくつか扱われていますが,具体的な問題はFoucault の振り子やNeil の放物線の問題のみで潮汐力についての問題は掲載されていません.
・解析力学や相対論的古典力学の章がややあっさりしている.
【まとめ】
本書のまえがきには「基礎的なものから高度なものにわたり,理科的なものから工科的なものまであらゆる種類の多数の問題を集めて解説した.」とありますが,上記の通り,現代的な視点で見ると問題の網羅性にはやや不満があると思われます.今日,物理学科の学部ではNewton 力学よりも解析力学の問題演習がより重要ではないでしょうか.
一方で,2重振り子などの古典的な典型問題については網羅性が高いです.従って購入は必ずしもオススメしませんが,図書館などで必要な問題のところのみを参照するための辞書としては有用であると言えます.
ところで,本書の初版1刷が発行された1971年から46年,今日はLaTeX で組版された本が多く出版されています.そのような本と比較すると確かに本書の体裁はお世辞にも見易いとは言えません.しかし,コンピュータがまだ一般に普及していない高度経済成長期の終わりに本書のような演習書が詳解演習シリーズとして応用数学,物理学,化学,工学と幅広い分野において編まれていたことは一驚に値するでしょう.
本文読了,演習問題123/758問演習済み
【概評】
本書は高い網羅性を誇る演習書シリーズの1冊として有名ですが,初版から数十年を経ているため,最近のテーマの紹介という面ではいくらか不満な点があります.著者の方々がご存命でないことや,LaTeX 等で組版されている文章ではないことから改訂の可能性は限りなく低いと思います.その意味では改善点などを述べることにどれほどの価値があるのかは分かりませんが,それでも,今後手に取られる方のために本書の特徴を述べておくことは有益であると考え,評価を行うことにしました.以下,良い点と悪い点についてそれぞれ述べます.
【良い点】
・758問の演習問題が収録されており典型問題の網羅性が他書に比べて圧倒的に高い.
・名著の演習問題を切り貼りしているので,もし自分がそれらの本を使っていて演習問題の答えが理解できないときにこちらを参照するとより詳しい解答が載っていることがある.
・剛体の問題の網羅性は優れている.
【悪い点】
・字が小さく添え字などが見にくい箇所がある.
・典型問題の網羅性が高い一方で,やや発展的な重要テーマを理解するのに必要な問題が収録されていないことがある.
→例えば,中心力の節においてLaplace-Runge-Lenz ベクトルの問題が扱われていません.まえがきには(Laplace-Runge-Lenz ベクトルが扱われている)Goldstein やLandau-Lifshitz の本を参考にしたとあるため問題に取り入れることも出来た筈ですが・・・.
・解答でJacobi の楕円関数など特殊関数を用いる箇所もいくつかあるため,本書以外の本を参照する必要がある問題もある.
・名著の演習問題を切り張りしているので同じような類題がやや多すぎる印象を受ける箇所がある.
→§13,§15など.
・現代的な演習問題が少ない印象を受ける.
→例えば,中心力もしくは質点系の運動の節で制限3体問題の問題を扱うことは,Lagrange point やRoche 限界など宇宙物理学についての基礎事項やHamilton 力学系を理解するにあたって有益なことであるため教育的であると思われます.また,Coriolis 力についての問題はいくつか扱われていますが,具体的な問題はFoucault の振り子やNeil の放物線の問題のみで潮汐力についての問題は掲載されていません.
・解析力学や相対論的古典力学の章がややあっさりしている.
【まとめ】
本書のまえがきには「基礎的なものから高度なものにわたり,理科的なものから工科的なものまであらゆる種類の多数の問題を集めて解説した.」とありますが,上記の通り,現代的な視点で見ると問題の網羅性にはやや不満があると思われます.今日,物理学科の学部ではNewton 力学よりも解析力学の問題演習がより重要ではないでしょうか.
一方で,2重振り子などの古典的な典型問題については網羅性が高いです.従って購入は必ずしもオススメしませんが,図書館などで必要な問題のところのみを参照するための辞書としては有用であると言えます.
ところで,本書の初版1刷が発行された1971年から46年,今日はLaTeX で組版された本が多く出版されています.そのような本と比較すると確かに本書の体裁はお世辞にも見易いとは言えません.しかし,コンピュータがまだ一般に普及していない高度経済成長期の終わりに本書のような演習書が詳解演習シリーズとして応用数学,物理学,化学,工学と幅広い分野において編まれていたことは一驚に値するでしょう.