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ティラノサウルスはすごい (文春新書 1032) 新書 – 2015/6/19

4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

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ティラノサウルスはおよそ7200万年前から6600万年前の白亜紀末期に生きていた、史上最強の肉食恐竜です。全長はおよそ12メートル、体重は約6トン、噛む力はワニの9倍!
いつどこに生きていたのかに始まり、圧倒的な肉食性能、身体能力から、生態、進化の過程まで、最新の研究を踏まえて、ティラノサウルスを徹底解剖します。夏は恐竜の季節。王者を知れば、恐竜がわかります。恐竜とはどんな生き物だったのか?、恐竜が生きていた地球はどんな環境だったのか? 古生物学とはどんな学問なのか? といったことが自然に学べる、絶好の恐竜入門です。(以下は目次の抜粋です)
第1章 世界で最も愛されている恐竜
いつどこにいたのか? 圧倒的な肉食性能 アロサウルスとのちがい
第2章 ティラノサウルスはどのように描かれてきたか?
ドラえもんに登場したティラノサウルス 26年でどう変わったか? 「ジュラシック・パーク」シリーズの衝撃
第3章 覇者の身体能力
CTスキャンで頭蓋骨を解析 獲物を探す圧倒的な嗅覚 俊足か鈍足か ティラノサウルス類の足跡 体温は何℃だったのか? あごの凄まじい破壊力 糞からわかった食生活
第4章 覇者の生態
ティラノサウルスのいた森 生存率からうかがえるその一生 小さい前脚の使い方 血管の発見 ハンターか腐肉食専門か? 共食いの痕跡 群れをつくっていたのか?
第5章 ティラノサウルス類の旅
祖先には羽毛が生えていた 世界のティラノサウルス類
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2015/6/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/6/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166610325
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166610327
  • 寸法 ‏ : ‎ 11 x 1.1 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

著者について

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土屋 健
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サイエンスライター。

オフィス ジオパレオント代表。

埼玉県出身。

金沢大学大学院自然科学研究科で、修士(理学)を取得。

元・科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理。2012年より現職。

日本地質学会会員。日本地質学会一般向け広報誌『ジオルジュ』デスク。

日本古生物学会会員。2019年、サイエンスライターとして史上初めて日本古生物学会貢献賞を受賞。

日本文藝家協会会員。

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人のための読める恐竜本として、満足度は高いものがありま
す。

内容は、ティラノサウルス・レックスを進化の最終形態とする、
ティラノサウルス類の特徴や生態を、最新論文の成果を盛り込
みながら、現在の判っている範囲で説明してくれます。
映画や博物館、恐竜展から図鑑までが紹介され、そのティラノ
サウルス・マニアぶりには頭が下がります。

恐竜の時代は1億6千万年と、もの凄く長いので、新種の恐竜は、
これからも次々と発見されるでしょう。
ティラノサウルスの研究が、化石発見が急増した1990年代に
大きく進展したように、この本のティラノサウルス像も今後
塗り替えられて行くことでしょう。
この本が潔いのは、それを承知の上で書かれていることです。

それにしても、アロサウルス類が白亜紀に君臨していて、それが
滅んでからティラノサウルス類が巨大化して行くとは驚きでした。
色々な楽しい見識と出会える本です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「恐竜」という存在、いやそれを研究する学問は、ちょっと目を離すとすぐに新たな説が生まれるので、
持っている本が役に立たなくなるなんてことは、割と日常茶飯事です。斯く言う自分も、15年ほど前に
マンガ・イラストのための資料として買った恐竜のCG写真集で、初めて羽毛の生えた恐竜を見たときの
衝撃が今でも忘れられません。

さて、本書はティラノサウルスに話題を限定して、現在までに判明した研究の成果をわかりやすく、そして
簡潔に、何よりも面白く解説する本です。実質215ページの短い新書本で、中身は大丈夫かと読むまで
不安でしたが、大変に中身の濃ゆい本でした。本書の中身を大別すると以下のようになります。

「そも、ティラノサウルスとは何か?」 「その身体能力」 「その生態」 「どこで誕生したのか」
「フィクションの世界でどのように描かれてきたのか?」

個人的には、第2章の「フィクションの~」、第3章の「~身体能力}、第4章の「~生態」がムチャクチャ面白かったです。
現時点における最新の研究成果を簡単に知ることができるので大いに助かりました。また、第2章の「フィクションの~」は、
この手の本では珍しいネタで、よくもまぁ、こんなもん挿し込んだなぁと感心してしまいましたが、「ドラえもん」や「ジュラシック・
パーク」シリーズにおけるティラノサウルスの位置づけや、その姿の変遷が実に楽しく読めました。

以下に目次を列記しておくので、購入の参考になれば。

   第1章  世界で最も愛されている恐竜

名前の由来  いつどこにいたのか  巨大植物食恐竜と覇者たち  コラム1・恐竜の種類と分類
コラム2・恐竜はなぜ巨大化したのか?  シアッツ、ティラノ直前の支配者  アロサウルス類の君臨
全長は12メートル  圧倒的な肉食性能  ジュラ紀の覇者、アロサウルスとのちがい  獣脚類最大のスピノサウルス
コラム3・恐竜の祖先はどんな動物だったのか?そして子孫は?  最初の化石は1900年に発見された
研究の飛躍的進歩は1970年代に始まる  コラム4・CТスキャンは研究の強い味方  研究者のお気に入り
コラム5・恐竜の数は増えている?

   第2章  ティラノサウルスはどのように描かれてきたか

ドラえもんに登場したティラノサウルス  26年でどう変わったのか  コラム6・みつけた化石は誰のもの?
「ジュラシック・パーク」シリーズの衝撃  主役に躍り出た「ロスト・ワールド」  腐肉食者となった第3作
「ウォーキングwithダイナソー」に不在なのはなぜか?  日本でティラノサウルスの全身骨格が見られる博物館
コラム7・化石が博物館に展示されるまで  ティラノサウルスと夏  学習図鑑ではどのように紹介されているか?

   第3章  覇者の身体能力

CТスキャンで頭蓋骨を解析  獲物を探す圧倒的な嗅覚  俊足か鈍足か  ティラノサウルス類の足跡
体温は何度だったのか  あごの凄まじい破壊力  糞からわかった食生活

   第4章  覇者の生態

ティラノサウルスがいた森  コラム8・白亜紀の地球  化石の傷跡は物語る  驚異の成長速度
生存率からうかがえるその一生  いかに休み、いかに起きるのか?  小さい前脚の使い方
ティラノサウルスの病理学  血管の発見  コラム9・化石の探し方  ハンターか腐肉食専門か?
共食いの痕跡  群れをつくっていたのか?  トリケラトプスの美味しい食べ方  恐竜の性別はわかるのか?
体つきによる性別の推測  コラム10・部分化石でどこまでわかるのか?

   第5章  ティラノサウルス類の旅

祖先は小さな恐竜  祖先には羽毛が生えていた  鼻先の長い仲間たち  アラスカでの新発見
リトロナクスはティラノサウルス類の始祖か?  世界のティラノサウルス類  ラプトレックスの謎
コラム11・恐竜の研究者がいちばんうれしい瞬間

   エピローグ  そして、滅びのとき

  もっと詳しく知りたい読者のための参考文献

・・・以上です。写真が少なすぎるのが唯一の残念な点ですが、そんなことは忘れてしまうほどに面白い本でした。
恐竜好きは勿論、むしろ自分のように、「そういや、最近こういうの買ってないなぁ」という人には絶対にオススメ!

因みに、本書の監修を務めた小林快次氏が、2年前の平成25年(2013)7月に北海道大学出版会から出した
「ワニと恐竜の共存 巨大ワニと恐竜の世界」という本が、ムチャクチャ面白い本です。ちょっぴり専門的な本ですが、
恐竜よりも、それ以外の巨大爬虫類が好きな人には堪らない本です。ただし、あちこちに誤字が散見しているので、
中古で買う人は「正誤表」が付いているか確認してください。

このレビューが参考になれば幸いです。 (*^ω^*)
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恐竜の入門書としては入りやすいと思います。肉食恐竜というとみんな同じ系統に分類されていると思いがちですが、この本ではティラノサウルス類とアロサウルスなど他の肉食恐竜は分類群が異なることを丁寧に書いてあります。近年の恐竜学の発展は化石の発見と共に新しいことが解かってきています。ですから、恐竜を知ろうと考えるのならなるべく新しい出版物を参考にしたほうが賢明です。その点本書は近年発見されたことを解かりやすくまとめてあり、新しさがあると思います。できれば、もう少し挿絵が綺麗だといいと感じましたが、これは主観の問題です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月20日に日本でレビュー済み
 ティラノサウルス・レックス、ドラえもんの映画に登場し、最近では、ジュラシック・パーク・シリーズで、そのリアルな姿、動きに驚かされました。
 また、私たちの世代では、T・レックスというロック・バンドが思い起こされますが、ともかく恐竜界のスーパー・スターで、
 他の恐竜の名前を知らない人でも、ティラノサウルスと言えば、すぐにああ、あれかととその姿、形が思い起こされるはずです。
 本書は、最新の研究成果を踏まえて、このティラノサウルス・レックスを徹底的に解剖しています。
 ティラノサウルス・レックス(以下、ティラノと略します)は、中生代、白亜紀の末期、マーストリヒチアン(7210万年前~6600万年前)に、
 北米大陸の西側、ララミディアンに生息していた、史上最大級の肉食恐竜です。
 発掘された化石標本は、現在のところ46体(ニール・レラーソン博士の原稿より)で、
 そのうち最も有名なのは、1990年8/12にサウスダコタ州で発見されたもので、73%の保存率を誇り、スーと名付けられています。
 これらの資料から、全長約12m、体重は6t(ただし体重には異説あり)と推定されています。
 また、生存競争で(共食いもしていたらしいです)最終的な生存率は2%程度のようです。
 もっとも特徴的なのは、強固な顎で・・・その破壊力は、3万5千ニュートン(アリゲーターの8.8倍)に達します・・、
 しかし、体の大きさに比べると、前肢は貧弱で(しかも2指)、その使途もはっきりとはしていません。
 また、CTスキャンで、目が発達し、嗅覚も非常に発達していたことがわかっています。
 また、走るスピードは、秒速8メートルくらいで、それほど速くなかったそうです。しかし、鳥類と同じように気嚢があったという説もあり、
 その説に従えば、体重が軽くなり、従って走行スピードもアップするはずですから、
 腐肉を食っていたという説も変わってきつつあります。
 また、少なくとも子供の頃は羽毛があったようで、一昔前の、ティラノとはかなりイメージが変化しているようでs。
 その他、ティラノの進化、移動、絶滅、等についても最新の研究成果が反映されています。
 そして、本筋から離れるようなことは、コラムで補足してあります。
 ただ少し残念なのは、カラー・イラスト、写真が全くないか、ほとんどないことです・・・定価との兼ね合いですか?・・・・。
 表紙だけを見ていると、その点は肩透かしを食わされます!!
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月27日に日本でレビュー済み
 評者がマイケル・クライトン著『アンドロメダ病原体』 を読んだのは、’76年夜行スキーバスの車中であった。
 本書を読み進みながらスキーバスが朝方志賀高原の宿に着いても最終ページまで読み終えるまでスキーに出かけなかったのを思い出してしまった。
 それから十数年後の’93年4月スイスへスキーへ行くおりの機中で同じマイケル・クライトン著『ジェラシックパーク』を読み始めたのであるが、機中一睡もせず読みふけったのも思いだしてしまった。
 そのあと映画化された『ジェラシックパーク』を観たのであるが、なかなか迫力ある映像に感心したのも記憶している。
 が、活字で読んだほどのワクワク感を映画で覚えることはなかったのも事実である。
 評者が3年ほど前に読んだ『恐竜時代I――起源から巨大化へ』の著者小林快次氏が本書の監修をしている。
 なぜ評者がジェラシックパークを思い出したかは、本書「CTスキャンで頭蓋骨を解析」の章で小林快次博士たちの研究でティラノサウルスの頭蓋CTスキャンから脳構造を調べ嗅球に関して論文を発表したとことが記述されていたからである。(P103~106)
 脳の大きさからティラノサウルスの嗅球は大きく嗅覚も相当なものだったことを本書で知ることになった。
 小林博士たちは、こうした研究データから、ティラノサウルスが遠方の獲物、物陰に隠れた獲物、暗闇の獲物などを臭いによって狩ることができたと指摘している。(P106)
 映画『ジェラシックパーク』では、「主人公たちの眼前に鼻をつきつけながら、主人公たちが微動だにしなかったので認識できなかった」という描写は間違いであったようであると、著者は書いていたが、マイケル・クライトンが『ジェラシックパーク』を刊行したのは1990年のことであるから間違いを目くじら立てることもないような気がしたのである。
 本書でティラノサウルスについて新しい知識を得ることはできたが、3年ほど前に読んだ小林快次氏の『恐竜時代I』ほどではなかったように感じながら読み終えた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月8日に日本でレビュー済み
 著者は恐竜ものを多く手がけるサイエンス・ライター。北米で恐竜化石の発掘に携わりつづけてきた小林快次さんが監修者として加わっている。
 本書は、ティラノサウルスに関する最新の知見を一般読者向けにまとめたもの。
 いつどこに分布した恐竜なのか、これまで発見された化石の一覧、他の肉食恐竜との関係など基本的な部分から始まり、CTスキャンを用いた頭骨の研究、体温や羽毛や群れについてなど、丁寧に解説されており、図や写真も多い非常に親切な本に仕上げられている。
 また、『ドラえもん』や『ジュラシック・パーク』に登場したティラノサウルスの分析を試みた章もある。
 ティラノサウルスについては、これでひととおりわかるだろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート