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辺境の思想 日本と香港から考える 単行本 – 2018/6/1
福嶋 亮大
(著),
張 彧暋(チョウ イクマン)
(著)
2011年3月の東日本大震災、そして2014年9月の雨傘運動。
日本と香港はそれぞれ、大きな社会的転機を迎えた。
中国とアメリカという2つの大国の狭間で享受してきた
平和と安定が、近年、異なる形で揺らぎを見せている。
中国の脅威が増す香港、そして社会の底が抜ける日本。
今までのモデルが通用しなくなったこれから、どんな未来を描けばよいのか。
そのヒントは「辺境」にあるだろう。
中心が抜け落ちた世界の地図を、2つのアジアの「辺境」から描き直そうとする、
学者二人による往復書簡の記録。
日本と香港はそれぞれ、大きな社会的転機を迎えた。
中国とアメリカという2つの大国の狭間で享受してきた
平和と安定が、近年、異なる形で揺らぎを見せている。
中国の脅威が増す香港、そして社会の底が抜ける日本。
今までのモデルが通用しなくなったこれから、どんな未来を描けばよいのか。
そのヒントは「辺境」にあるだろう。
中心が抜け落ちた世界の地図を、2つのアジアの「辺境」から描き直そうとする、
学者二人による往復書簡の記録。
- 本の長さ331ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2018/6/1
- ISBN-104163908307
- ISBN-13978-4163908304
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2018/6/1)
- 発売日 : 2018/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 331ページ
- ISBN-10 : 4163908307
- ISBN-13 : 978-4163908304
- Amazon 売れ筋ランキング: - 802,513位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 121,737位ノンフィクション (本)
- - 210,727位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第九回の小見出しにある「辺境文化論とは時差の観察である」という一文に現れているように、固定的でない現代社会の問題、ポピュリズムや独裁の発生過程を語りつつ、「人間の生活様式の象徴的な伝達の過程」としての文化について、縦横に柔軟に対話されていきます。香港の雨傘運動世代や、日本の3.11東日本大震災以後のポストモダニズムにも一石を投じていて、その「念じれば響く」(第三回)中流階層の夢と意識の変化、避難所の性格を強く持つ香港🇭🇰の縁と無縁を、伝統文化と今とに投射していて、読んでいて共感できます。孔子を辺境文化論者という一文など、スリリングな現代論でもあります。
2018年9月27日に日本でレビュー済み
正攻法による書評は私の手に余るのでメモ的な整理。
・表と裏表紙の写真は毛利悠子。筆者か編集者、はたまたデザイナーによるチョイスかは不明だが、適切な選択と思う。センスがいいですね。
・往復書簡という取っつきやすい形態だが、言及されている文献の紹介は論文レベル。読者に親切な上に内容の信頼性も上がる。他の出版物も模範にしてほしい。
・文献は、重要な物は書簡中に咀嚼して要約されているので予備知識が全くない人でも疎外感を持たずにすむ。香港好き、サブカル好き、辺境という言葉に反応してしまう、などという人なら、何かしら親しんでいる話題があるでしょうしね。
・「辺境」「都市」「近代化」「ナショナリズム」「言葉」などの話題について、具体的な最近の事象を肴に縦横無尽に論考がかけめぐる。抑制を聞かせながらも、未来志向とはいえ楽観的な結論にはならず。具体的な政策の設計を考える前段の世界の見方が広がる気はします。
・表と裏表紙の写真は毛利悠子。筆者か編集者、はたまたデザイナーによるチョイスかは不明だが、適切な選択と思う。センスがいいですね。
・往復書簡という取っつきやすい形態だが、言及されている文献の紹介は論文レベル。読者に親切な上に内容の信頼性も上がる。他の出版物も模範にしてほしい。
・文献は、重要な物は書簡中に咀嚼して要約されているので予備知識が全くない人でも疎外感を持たずにすむ。香港好き、サブカル好き、辺境という言葉に反応してしまう、などという人なら、何かしら親しんでいる話題があるでしょうしね。
・「辺境」「都市」「近代化」「ナショナリズム」「言葉」などの話題について、具体的な最近の事象を肴に縦横無尽に論考がかけめぐる。抑制を聞かせながらも、未来志向とはいえ楽観的な結論にはならず。具体的な政策の設計を考える前段の世界の見方が広がる気はします。