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柔らかな犀の角―山崎努の読書日記 単行本 – 2012/4/24
山崎 努
(著)
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- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2012/4/24
- ISBN-104163749705
- ISBN-13978-4163749709
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2012/4/24)
- 発売日 : 2012/4/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4163749705
- ISBN-13 : 978-4163749709
- Amazon 売れ筋ランキング: - 568,624位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年6月7日に日本でレビュー済み
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山下智久さんの愛読書ということで購入しました。山﨑務さんが非常に読書家という事が良くわかりました。
2020年12月8日に日本でレビュー済み
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重版なしの状況の本でありましたが
適正な価格で我が家に届きました。
適正な価格で我が家に届きました。
2017年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山崎努の書評である。読まないわけにはいかない。
俳優が本を読むということを考えたことがあまり無かったので、本書で見せる山崎の博覧ぶりに唸ってしまった。
まず 読む本のジャンルの広さというものがある。山崎の読書は、やや乱読といっても良いかもしれないが、それは
俳優として演じる役の種類の多さに重ねると当然であると言える。本を読むということは、他者の考えたことや他者の過ごしてきた
時間を追体験することに他ならない。仕事上、多くの他者を演じることを強いられる俳優にとっては、そもそも不可欠な
作業と言えるのではないかと考えると、腑に落ちた。
一方、本書で見せる山崎の文章のうまさはまた別の才能である。本書を読む限り、山崎は俳優としての表現力だけ
ではなく、文章家としての表現力にも無類さがあることがわかる。
山崎の筆は自由闊達だ。肩肘張らず、思うがままをスラスラと書いている。読んでいて心地良い。隣で
山崎が語りかけてくれているようにも思える。
この文章力が俳優という仕事から来ているのか。これに関しては僕に現段階での答えはない。但し、
直感として、俳優という表現家のなせる一つの技だと思う。余技というレベルを超えている山崎の
語り部としての一面と言えるのではないか。
大変勉強になった。続編を期待したい。
俳優が本を読むということを考えたことがあまり無かったので、本書で見せる山崎の博覧ぶりに唸ってしまった。
まず 読む本のジャンルの広さというものがある。山崎の読書は、やや乱読といっても良いかもしれないが、それは
俳優として演じる役の種類の多さに重ねると当然であると言える。本を読むということは、他者の考えたことや他者の過ごしてきた
時間を追体験することに他ならない。仕事上、多くの他者を演じることを強いられる俳優にとっては、そもそも不可欠な
作業と言えるのではないかと考えると、腑に落ちた。
一方、本書で見せる山崎の文章のうまさはまた別の才能である。本書を読む限り、山崎は俳優としての表現力だけ
ではなく、文章家としての表現力にも無類さがあることがわかる。
山崎の筆は自由闊達だ。肩肘張らず、思うがままをスラスラと書いている。読んでいて心地良い。隣で
山崎が語りかけてくれているようにも思える。
この文章力が俳優という仕事から来ているのか。これに関しては僕に現段階での答えはない。但し、
直感として、俳優という表現家のなせる一つの技だと思う。余技というレベルを超えている山崎の
語り部としての一面と言えるのではないか。
大変勉強になった。続編を期待したい。
2019年6月12日に日本でレビュー済み
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10年前、実写版バトル・スターシップ・ヤマト(宇宙戦艦ヤマト)が公開されて山崎努さんが沖田艦長だった。
今回DVDを買って眺めていて山崎さん週刊文春で書評・エッセイを担当していたのを思い出した。
ヤマトを知らなかったという。それで週刊誌連載が単行本にまとまっていないかと探したところキンドルで販売中。
ダウンロード。演技者で読書家だね。
今回DVDを買って眺めていて山崎さん週刊文春で書評・エッセイを担当していたのを思い出した。
ヤマトを知らなかったという。それで週刊誌連載が単行本にまとまっていないかと探したところキンドルで販売中。
ダウンロード。演技者で読書家だね。
2018年6月21日に日本でレビュー済み
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理解できますが、もうすこし突っ込んだ解説を期待していました、しかし山崎努さんの本好きは良くわりました。
2013年10月24日に日本でレビュー済み
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私は山崎努さんの「雲霧仁左衛門」が好きで好きで。
勝手に雲霧の親方は努さんと決めて追っかけしてます。
実際魅力的な詐欺師の役が多いですよね。
この【柔らかな犀の角】は本の感想と共に
努さんの穏やかな日常が垣間見れます。
雲霧の親方もきっとこんな穏やかで幸せな引退後の日々を送って
いたに違いないと思えて嬉しいのです。
紹介された本の中では「神隠し」を読みました。
現実とそうでない世界とが分からなくなるような不思議な世界。
う〜ん…次は…
私も努さんと同様、読んだ本はこれというものだけを取っておきますが
この本は永久保存版にしました。
勝手に雲霧の親方は努さんと決めて追っかけしてます。
実際魅力的な詐欺師の役が多いですよね。
この【柔らかな犀の角】は本の感想と共に
努さんの穏やかな日常が垣間見れます。
雲霧の親方もきっとこんな穏やかで幸せな引退後の日々を送って
いたに違いないと思えて嬉しいのです。
紹介された本の中では「神隠し」を読みました。
現実とそうでない世界とが分からなくなるような不思議な世界。
う〜ん…次は…
私も努さんと同様、読んだ本はこれというものだけを取っておきますが
この本は永久保存版にしました。
2016年11月9日に日本でレビュー済み
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読み飛ばすには大変惜しい素敵な読書エッセイ集。役者としての師には伊丹十三の映画「マルサの女」の怪しいラブホの脱税オーナーという役回りで出会ったが、その立ちのぼる存在感に圧倒された記憶が30年前なのについこの間のように思えたものだ。本エッセイはたまたま今年になりamazon書評を基に入手したのだが、立ち止まりつつ読み、興味を持ったらその本を買いに走りたくなる何とも言えない副作用があり参った。文体も実に素晴らしく、読みながらウィスキーを何本も空けるはめになった。今後とも師と仰ぎたい感じである。
2016年3月20日に日本でレビュー済み
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この本で書評の対象になっている全ての本を買って読みたくなる、という意味で大変な本です。だって、どれもこれも本当に魅力的なんですもの☆