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親ばなれ 子ばなれ ――寺山修司と家族プログラム (集英社新書) 新書 – 2006/11/17
栗坪 良樹
(著)
寺山修司の言葉から教育・家族を考える新・親子論。
そのカリスマ性が今なお生きつづける寺山修司。彼の著作『家出のすすめ』等を手がかりに、子どもの自立、自学をシミュレーションする。混迷を深める教育・家族の問題を考える画期的な試み。
そのカリスマ性が今なお生きつづける寺山修司。彼の著作『家出のすすめ』等を手がかりに、子どもの自立、自学をシミュレーションする。混迷を深める教育・家族の問題を考える画期的な試み。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/11/17
- ISBN-104087203662
- ISBN-13978-4087203660
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/11/17)
- 発売日 : 2006/11/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087203662
- ISBN-13 : 978-4087203660
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,177,877位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,708位集英社新書
- - 144,201位暮らし・健康・子育て (本)
- - 301,218位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の魂の成長がわかる本である。また、自分もこうした体験を経てきたことを思い出させてくれる。「今、私達は何処にいて何処に行こうとしているのか。」という問いへの答えは、あたりまえのことだが、親が教えるのではなく子供自身が見つけなければならない。確かに子育てに熱心な母親ほど、子の自立心を殺しかねない。「親ばなれ 子ばなれ」することで親も子も自立しなければ。学校教育より今や家族関係の見直しが重要であり、親と子はどうあるべきかを考えさせられた。寺山修司のことばをかりて母親と子の関係を考えているのも面白い。
2006年11月27日に日本でレビュー済み
親に頼り、頼られることが当たり前の時代。「心に姥捨山をつくる!」のキャッチコピーに惹かれ購入した。「親ばなれ子ばなれ」は身につまされる。実母に捨てられ、「親を捨てよ」と説いた寺山修司の言葉は再考の価値あり。
2007年1月5日に日本でレビュー済み
現代の「本を読まなくなった」思春期の子供たちに、如何にして夏目漱石や三島由紀夫、あるいはG.グラスらの文学に親しみ、そして「ことばの梯子」を昇ることの楽しみを与えられるかを、そうした世代の教育に長年にわたって取り組んできた著者が、一人の若者の知的成長過程を追体験しながら模索した作品。キーワードは寺山修司と彼の言葉の世界に対するこだわり。個人的には著者の気持ちは痛いほど良く分かる。でも、現代のゲームと漫画に染まった子供たちをこの世界に引き戻すのはそんなに簡単じゃない。現職の大臣が「漫画通」であることで人気を集めるような国だ。自分の子供を見ていても、彼らの「ことばの梯子」は自分のそれとはずいぶん違う。むしろ今必要なのは、寺山修司そのものではなく、「ネット世代の寺山」なのではないだろうか。
2021年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元麻布学園教諭 青山短期大学学長の栗坪先生が亡くなられました。この本は発刊当時に購入しましたが散逸してしまい現存するうちに手元に置きたくて購入 あの時代に生きたお二人 家族が変わりつつある中で詩人寺山修司の生い立ちになぞらえて展開する家族論 栗坪先生が愛してやまない寺山修司 栗坪先生だからこそかけた一冊です。