俳句の基本が分かり易く解説されていて、繰り返し読むことによって、理解度が増してくるように思いました。
また商品は新品と同じで、少し安く購入出来ましたのでお得でした。
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角川学芸ブックス 俳句の基本とその応用 単行本 – 2007/1/24
大輪 靖宏
(著)
国文学者で俳人の著者が、その発生や言葉の役割、日本人の心などの視点から詳細に検証。現代俳句の基本とされる「花鳥諷詠」「客観写生」などの真意を解き明かす。基本を知り、実作に生かすための実用的俳論集。
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社角川学芸出版
- 発売日2007/1/24
- ISBN-104046519916
- ISBN-13978-4046519917
商品の説明
著者について
上智大学教授。文学博士。日本伝統俳句協会理事。昭和11(1936)年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒、同大学院修了。平成11年11月、上智句会を組織。平成15年7月、輪の句会を組織。著書、『芭蕉俳句の試み』『花鳥諷詠の論』『俳句に生かす至言』他多数。
登録情報
- 出版社 : 角川学芸出版 (2007/1/24)
- 発売日 : 2007/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 4046519916
- ISBN-13 : 978-4046519917
- Amazon 売れ筋ランキング: - 561,192位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2007年2月10日に日本でレビュー済み
「俳句とは何か」という基本的な問いが本書の著者の原点にある。10章全てがつぎのように「…か」という問いかけで統一している。「なぜ俳句は短詩形文学として成り立つのか」「俳句はなぜ季と型を持つのか」「俳句に何を盛り込むか」「花鳥諷詠とはどの範囲か」…「俳句は役に立っているか」というように問題提起して、自らの考えを述べていく形を取っている。いずれもこの道に精通している学者なので、充実した内容になっている。一般読者にも分かり易く、という配慮はなされている。
終章では、俳句は老後の楽しみにもなるとも言い、「俳句というものはいまの社会に生きて働いている文芸である」と言い切っている。現実から遊離した閑文学ではなく、社会に生きて働く有意義な文学だと宣言したいとも言っている。
「学問に王道なし」と言われるように「俳句にも王道はない」が、回り道をしないために、良い句を常に見続けることがたいせつである。蕪村は「三日、翁の句を唱へざれば、口茨を生ずべし」と言った。芭蕉を終生尊敬し続けた蕪村ならではの言葉である。その芭蕉は、常に弟子たちに良い句を示し続けた。芭蕉の弟子たちは、常に師の句に接し、それを踏まえて、自分の創作をしていたのである。師がいない場合は、自句に対して自分で反省、チェックする。
当たり前のことを取り上げていないか。説明や感想を付け加えていないか。具体性を欠く言葉を使っていないか。使われた語が適切か。俳句が苦の種になつていないか。
このように、いつも問いかけの形で述べられているので、説得力ある表現になつている。
終章では、俳句は老後の楽しみにもなるとも言い、「俳句というものはいまの社会に生きて働いている文芸である」と言い切っている。現実から遊離した閑文学ではなく、社会に生きて働く有意義な文学だと宣言したいとも言っている。
「学問に王道なし」と言われるように「俳句にも王道はない」が、回り道をしないために、良い句を常に見続けることがたいせつである。蕪村は「三日、翁の句を唱へざれば、口茨を生ずべし」と言った。芭蕉を終生尊敬し続けた蕪村ならではの言葉である。その芭蕉は、常に弟子たちに良い句を示し続けた。芭蕉の弟子たちは、常に師の句に接し、それを踏まえて、自分の創作をしていたのである。師がいない場合は、自句に対して自分で反省、チェックする。
当たり前のことを取り上げていないか。説明や感想を付け加えていないか。具体性を欠く言葉を使っていないか。使われた語が適切か。俳句が苦の種になつていないか。
このように、いつも問いかけの形で述べられているので、説得力ある表現になつている。