祖父江 典人（著者）：東京都立大学人文学部卒業。
現職：名古屋心理療法オフィス主宰。
日本精神分析学会認定心理療法士スーパーバイザー。

著書に『対象関係論に学ぶ心理療法入門』(誠信書房, 2015)、『レクチュア　こころを使う』(木立の文庫, 2022) など。
細澤 仁（著者）：神戸大学医学部卒業。
現職: フェルマータ・メンタルクリニック院長、アイリス心理相談室代表。

著書に『心的外傷の治療技法』(みすず書房)、『実践入門 思春期の心理療法』(岩崎学術出版社) など。
成田 善弘（著者）：名古屋大学医学部卒業。
現職: 成田心理療法研究室室長。日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー。

著書に『青年期境界例』『精神療法家の仕事』(金剛出版)、『精神療法を学ぶ』(中山書店)、『精神療法家の本棚』(みすず書房) など。
池田 暁史（著者）：東京大学医学部卒業。
現職: 大正大学心理社会学部教授。個人開業（東京・恵比寿）、日本精神分析協会会員。
著書に『メンタライゼーションを学ぼう』(日本評論社) など。
岡田 暁宜（著者）：名古屋市立大学大学院医学研究科修了。
現職: 慶應義塾大学環境情報学部教授。日本精神分析協会訓練分析家。
共著書に『コロナと精神分析的臨床』(木立の文庫) など。
岡野 憲一郎（著者）：東京大学医学部卒業。
現職：本郷の森診療所院長。京都大学名誉教授。日本精神分析協会訓練分析家。
著書に『解離性障害と他者性』(岩崎学術出版社) など。
木部 則雄（著者）：京都府立医科大学卒業。
現職: 白百合女子大学人間総合学部教授、こども・思春期メンタルクリニック。
著書に『子どものこころの発達と精神分析』(金剛出版) など。
川合 耕一郎（著者）：上智大学大学院文学部心理学研究科博士前期課程修了。
現職: 日本工業大学学生相談室室長。
近藤 麻衣（著者）：愛知教育大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻修了。
現職: 三重大学医学部附属病院総合サポートセンター。
住 貴浩（著者）：神戸学院大学大学院人間文化学研究科修士課程修了。
現職: 公益財団法人浅香山病院臨床心理室。
筒井 亮太（著者）：関西大学大学院心理学研究科専門職修士課程修了。
現職: たちメンタルクリニック／上本町心理臨床オフィス。
浜内 彩乃（著者）：兵庫教育大学大学院修士課程修了。
現職: 京都光華女子大学准教授、大阪・京都こころの発達研究所 葉代表社員。
福嶋 梓（著者）：愛知教育大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻修了。
現職: 名古屋大学医学部附属病院。
堀川 聡司（著者）：京都大学教育学研究科博士後期課程修了、博士（教育学）。
現職: 白金高輪カウンセリングルーム、こども・思春期メンタルクリニック。
前川 由未子（著者）：名古屋大学大学院教育発達科学研究科卒業。
現在:金城学院大学国際情報学部講師、バンコクこころのでんわ、みんなの相談室ボランティアスタッフ。
若松 亜矢（著者）：産業医科大学医学部医学科卒業。
現職: 桜クリニック、仁大病院、LUNA大曽根心療科。

人に接する際のデフォルトとして《共感》がありますが、私たちはおのずと共感的になれるのでしょうか?　それとも共感的な気持に誘導するのでしょうか?――“寄り添い”も、いつの頃からか、よく聞かれるようになりました。私たちには、こうした言葉に弱い面があります。「自分は寄り添えていないのでは?」と、負い目に感じてしまうのです。――この本では、そんな援助場面の「あたり前」を括弧に入れて、日々の「共感しようもない」シーンを、真っさらな目で見つめ直します。心理相談のみならず医療・教育・福祉・産業領域の“リアル”から汲み上げるボトムアップ《共感》解体新書!