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日本学の教科書

伴野 文亮, 茂木 謙之介  編
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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2022年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 207p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784909658739
商品コード 1034422926
NDC分類 210.04
基本件名 日本
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2022年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034422926

著者紹介

伴野 文亮(編者):東北大学大学院文学研究科助教。専門は19世紀日本史、書籍文化史。
主要業績:
・『移行期の東海地域史 中世・近世・近代を架橋する』(共著、勉誠出版、2016年)
・「近代天皇制国家と「偉人」 —金原明善の「偉人」化とその歴史的意味—」(『歴史評論』第848号、2020年)
・「金原明善のなかの天皇」(『学際日本研究』第1号、2021年)
茂木 謙之介(編者):東北大学大学院文学研究科准教授。専門は表象文化論・日本近代文化史。
主要業績:
・『表象天皇制論講義 皇族・地域・メディア』(白澤社、2019年)
・『オンライン授業の地平 ―2020年度の実践報告―』(共編著、雷音学術出版、2021年)
・『〈怪異〉とナショナリズム』(共編著、青弓社、2021年)

内容

これから「日本」を捉え返す視座をどう獲得していくのか。
「日本」を考えるうえで、既存の取り組みにとどまらない、新たな展開を考えるために。
日本学の「方法」と「実践」を提示した、初学者をはじめとした日本学に関心を持つすべての人への「導き」の書。

グローバルヒストリーや文学研究、表象文化論や宗教研究といった人文科学から、「キャラクタ」研究や東北経済学、家族社会学といった社会科学まで、多種多様な学問領野の先鋭的な研究を結集し、さらに〈東北〉という〈場〉を問題意識として共有した新しい日本学の取り組みを示す。

執筆は、茂木謙之介、伴野文亮、クリストファー・クレイグ、佐藤弘夫、高橋章則、大野晃嗣、仁平政人、荒井美咲、君島彩子、オリオン・クラウタウ、雲然祥子、田中重人

【現代日本学は、安易な日本賛美の学問ではなく、「日本」というフィールドの実態を、複眼的視座から構造的に把握する学問でなくてはならない。現代日本学が健全な学問として存立し続けるためにも、現代日本学の実践に従事するすべての人は、国際と学際という2つの「際」に徹底的にこだわり、かつホンモノの資料をもとに研究を立ち上げるという緊張感を、絶えず持ち続けるべきである。現代日本学の挑戦は、はじまったばかりだ。】…おわりに(伴野文亮)より

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