本書は世界の英語の多様性について、音韻論の分野では最もお勧めできるレファレンスとして、また、形態論・統語論の分野では初めての包括的概説として、Gruyter社が刊行するレファレンスです。冊子体2巻とCD-ROMで構成され、CD-ROMに収録される音声サンプルと地図は、世界中の英語の多様性を様々な例を示して補足するだけでなく、言語学上の調査にも使用可能です。特に社会言語学、方言学、音韻論、文法学、類型論、接触言語学の研究者には必須のレファレンスとしてお勧めいたします。
■ 全ての主要な国際標準英語、地域・民族・社会別の英語、主要な接触言語の英語、主要な第二言語としての英語の多様性をカバー。
■ 言語間を比較する調査手段として使えるよう作成されています。
■ 個別の地域について、最近の社会言語学的状況だけでなく、その歴史・文化的背景についても収録します。
■ 最近の調査による最先端の記事として参照することができます。
CD-ROMは冊子体を補足するだけでなく、下記に示す包括的なデータベースとして機能します。
■ 世界中の英語音声コレクションを収録。
■ 収録されている音声サンプルにより英語の多様性について新しい論点が開けます。音声の録音も調査の中心的側面を構成しているからです。学生ばかりでなく研究者にとっても新しい調査のための資料として使用することができます。
■ 収録される地図から音韻論、形態統語論（文法）の比較が可能です。
■ 文献目録付き。
■ 関連するウェブサイトへのリンク付き。