出版社内容情報
近江を愛し、近江に眠る松尾芭蕉は、生涯に981句を詠んだ。そのうち近江で詠んだ102句すべてを解説し、句碑62基を写真と地図をまじえて紹介。大津・湖南・甲賀・彦根・長浜など各地の文学散歩へといざなう。
内容説明
俳聖芭蕉が近江で詠んだ句は、実に102にのぼる。おくのほそ道を隈なく探索した著者が、滋賀に残る芭蕉の句碑61基を地図を附して案内する。
目次
1 松尾芭蕉とは(松尾芭蕉;芭蕉の年譜 ほか)
2 芭蕉の愛した近江(貞享二年(一六八五)句1~5―句碑八基
貞享五年(一六八八)句6~14―句碑五基 ほか)
3 芭蕉の関連地訪問(堅田付近;大津付近 ほか)
4 近江の門人たち(堅田の門人;大津の門人 ほか)
5 近江関連俳文(幻住庵記;洒落堂記 ほか)
6 その他(明智句碑 西教寺 句106;寿貞尼について)
著者等紹介
いかいゆり子[イカイユリコ]
近江文学研究家として、レイカディア大学米原校で講師を務めるかたわら、守山・石部の「古典に親しむ会」で「平家物語」「おくのほそ道」を、草津公民館では「平家物語」の講座を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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