内容説明
少子高齢化、人口減少、介護離職、ヤングケアラー、介護職不足…世界が注目する高齢者大国・日本の介護はこの先、どうなっていくのか―!!わが国の「介護力」をさまざまな角度から検証し、人生100年時代を生き抜くための知恵や取り組むべき課題を提示する。
目次
第1部 日本の介護力を徹底検証―人生100年時代を生き抜く10の提言(特別座談会 人生100年時代の日本の介護の行方―介護を必要とする人を地域で支えるために;介護離職の現状と課題―仕事と介護の両立を実現するために;ヤングケアラーの実態と課題―多様化する家族介護の形;認知症になったら、どうするか?―不安を軽減するために今できること;介護サービスを受けられない!?―介護の担い手をどう確保していくのか ほか)
第2部 介護業界の課題と今後の動向(概説 2040年を見据えた介護事業の課題と対応策―需給ギャップを乗り越え生産性向上を促す人材マネジメントの取り組みとは;介護業界を支える強いリーダーを育てることが日本の高齢社会を支えることにつながる;テクノロジーが支えるケア―介護のデジタル化によるサービスの質向上の実践と課題;介護事業は何のためにあるのか―経営者に求められる視点;介護の魅力を発信―クリエイティブの力でイメージを変える)
資料編 都道府県別・介護力
著者等紹介
青木正人[アオキマサト]
株式会社ウエルビー代表取締役。1955年生まれ。神戸大学経営学部卒業。2000年、株式会社ウエルビー設立。介護福祉ビジネスの経営・人事労務・教育分野ならびに自治体の福祉施策などのコンサルティングを展開。厚生労働省介護保険指導監督中堅職員研修講師、東京都福祉サービス第三者評価者研修講師、日本介護経営学会会員、現代経営学研究所会員、一般社団法人日本介護福祉経営人材教育協会理事
川渕孝一[カワブチコウイチ]
東京医科歯科大学大学院医療経済学分野教授。1959年生まれ。一橋大学商学部卒業。1987年にシカゴ大学経営大学院でMBA取得。(株)ハーフ・センチュリー・モア企画室長等を経て、国立医療・病院管理研究所(現「国立保健医療科学院」)及び国立社会保障・人口問題研究所主任研究官、日本福祉大学経済学部教授の他、日医総研主席研究員、経済産業研究所ファカルティ・フェロー、スタンフォード大学客員研究員、内閣府規制改革推進会議「医療・介護ワーキンググループ」専門委員などを兼務、2000年より現職。主な研究テーマは医療経済、医療政策、医療・介護経営。主な社会活動として一般社団法人日本介護福祉経営人材教育協会理事や一般財団法人リプレット基金事業財団理事長を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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