目次
地球内部の構造と進化
地殻・上部マントルの構造と変動
島弧‐大陸縁のマグマ‐熱水系における金属鉱化作用―地殻浅所における元素の移動・濃集作用
新生代の海洋環境と気候変動―海洋の長周期変動
数年から100年スケールの海洋と大気の変動―海洋の短周期変動
日本列島の形成と淡水魚類相の成立過程―陸域の長周期変動
氷期・間氷期の陸域環境の変動―陸域の短周期変動
氷河の変動―陸水の長周期変動
水循環と気候変動―陸水の短周期変動
太古の大気組成を探る―大気の長周期変動
炭素循環と環境変化―大気の短周期変動
急速に変りつつある地球環境―あとがきにかえて
著者等紹介
沢田健[サワダケン]
北海道大学大学院理学研究院講師。博士(理学)
綿貫豊[ワタヌキユタカ]
北海道大学大学院水産科学研究院准教授。農学博士
西弘嗣[ニシヒロシ]
北海道大学大学院理学研究院准教授。理学博士
栃内新[トチナイシン]
北海道大学大学院理学研究院准教授。理学博士
馬渡峻輔[マワタリシュンスケ]
北海道大学大学院理学研究院教授。北海道大学総合博物館館長。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いくら丼
7
ほとんど4章と8章しか読んでいないけど、読書意図的に、今回はこれで良しとする。とはいえ、統合的な試みとしての本書の意図には賛成できるし、凄くありがたい本なので、地学やとりわけ地質学に興味があるなら、ぜひ目を通して役に立つんじゃなかろうか。北海道大学は凄いなあ。欲しい情報がしっかり詳述してあるという感じで、見つけて嬉しい専門書だった! 余力があれば、今回読まなかった場所にもとても興味深いテーマがあるので、再び相まみえられれば嬉しい。生物学や大気の話は、ちょっと弱点かもしれない。この辺は必要なら掘り下げよう。2023/12/26