出版社内容情報
全体主義は再来するのか?忍び寄る暗い時代の影。
国家の捏造された歴史、分断される人種や階層、プロパガンダ、反知性主義、被害者意識、地方と都市の対立…… ヒトラー時代のモラルパニックからトランプ政権のレトリックまで。民衆の情動はいかにして扇動されるのか。「私たち」と「やつら」のあいだに線引きをする、その政治的手法の歴史と現在から、忍び寄るファシズムの正体が明かされる。
内容説明
国家の捏造された神話、分断される人種や階層、はびこるプロパガンダ、反知性主義、被害者意識、地方と都市の対立…ヒトラー時代のモラルパニックからドナルド・トランプのレトリックまで。大衆の情動はいかにして扇動されるのか。「我々」と「やつら」のあいだに線引きをする、その政治的手法の歴史と現在から、忍び寄るファシズムの正体が明かされる。
目次
1 神話的過去
2 プロパガンダ
3 反知性主義
4 非現実性
5 ヒエラルキー
6 被害者意識
7 法と秩序
8 性的不安
9 ソドムとゴモラ
10 働けば自由になる
著者等紹介
スタンリー,ジェイソン[スタンリー,ジェイソン] [Stanley,Jason]
1969年、米ニューヨーク州シラキュース生まれ。イェール大学哲学教授。専門は言語哲学と認識論。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストへの寄稿者としても知られる
棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年三重県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。出版社勤務を経て英米語翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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