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内容説明
ドイツ法および2017年民法改正に至る議論の分析・検討を行い、追完請求権が認められる理由、そしてその規律のあり方について今後の解釈論の基礎となる理論枠組みを提示する。
目次
第1章 はじめに(問題の所在;検討の素材と手順;本書における用語上の注意点)
第2章 ドイツにおけるBGB旧規定のもとでの買主の追完請求権(BGB旧規定による物の瑕疵責任の規律;買主の代物請求権;買主の修補請求権)
第3章 ドイツ債務法改正と買主の追完請求権(債務法改正による買主の追完請求権の法定化;BGB新規定のもとでの買主の追完請求権;小括)
第4章 買主の追完請求権の基礎づけと内容確定のあり方(日本における改正前民法のもとでの買主の追完請求権;『債権法改正の基本方針』における買主の追完請求権;改正民法における買主の追完請求権)
終章 おわりに(本書における検討結果;残された課題;結語)
著者等紹介
田中洋[タナカヒロシ]
1982年大阪府に生まれる。2005年京都大学法学部卒業。2007年京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。同年京都大学大学院法学研究科助教。2010年神戸大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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