内容説明
ペットは人にとってどのような存在なのか?ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)をテーマにした本書は、「癒し」としての効果に焦点を当てるだけでなく、飼い主の社交性の促進や、子どもや高齢者の自尊心の回復といったペットの多様な役割を紹介し、日常生活の営みのなかでのその心理的・社会的意味について考察する。
目次
第1章 なぜ人はペットを飼うのか?
第2章 飼い主は他の人々と違うのか?
第3章 なぜ我々はペットに愛着を感じるのか?
第4章 ペットと飼い主、どちらが支配者か?
第5章 ペットは身体的健康に効果的か?
第6章 ペットは精神的健康に効果的か?
第7章 ペットは子どもによい影響を与えるか?
第8章 ペットはいかにして人の若さを保つのか?
第9章 ペットロスにどう対処するのか?
第10章 なぜ、ペットとの関係はうまくいかなくなるのか?
第11章 ペットは人を社交的にするか?
著者等紹介
安藤孝敏[アンドウタカトシ]
1960年生まれ。横浜国立大学教育人間科学部助教授。専門、社会老年学、老年心理学、人と動物の関係学
種市康太郎[タネイチコウタロウ]
1971年生まれ。聖徳大学人文学部助教授。専門、臨床心理学、ストレス心理学、産業精神保健
金児恵[カネコメグミ]
1973年生まれ。北海道武蔵女子短期大学講師。専門、社会心理学、社会老年学、人と動物の関係学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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