歴史科学叢書<br> 十九世紀民衆の歴史意識・由緒と天皇

歴史科学叢書
十九世紀民衆の歴史意識・由緒と天皇

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784751743102
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C3021

目次

第1部 京都市民の歴史意識と天皇認識(近世後期における京都町人と天皇;明治初年における京都市民と天皇;第二回京都博覧会の開催;九門内改良事業と都市振興;平安遷都千百年紀念祭と京都実業協会;第四回内国勧業博覧会誘致運動と紀念祭敷地問題;平安遷都千百年紀念祭における寄付金募集活動の実相)
第2部 大原郷士と惟喬親王由緒(近世期の大原郷士―惟喬親王由緒とその改変;明治維新と大原郷士―維新政府への出仕歎願とその背景;明治期の大原郷士―士族編入運動とその後の活動)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

1
表題はややこじつけなような気がしなくもない。19世紀京都の公権力と民衆、みたいなタイトルのほうが良いのではと思った。自分は京都の博覧会周辺について調べていたので、とても有用だった。焦点が京都にあてられているので『万国博覧会の研究』よりもさらに詳しく記されている。また、当時の資料の引用があるのだけれど、きちんと現代語で大まかな訳を挟んでから説明を開始してくれるので、おいてきぼりにならずにすんだ。こういう優しさのある本が少なくて困ります……。2013/12/26

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