近世陰陽道組織の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 309,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034364
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C3021

内容説明

江戸時代の陰陽師は、身分制社会をどのように生きたのか?科学・宗教・呪術が交差した陰陽道の範疇とは?既存の枠組では捉えがたい陰陽師の存在形態や組織構造、土御門家との関係、天文・暦学(知)との関係を描く。

目次

近世陰陽道組織の研究史と課題
1 近世陰陽道組織と陰陽師(近世陰陽道組織の歴史的展開;近世京都の陰陽師集団;禁裏陰陽師大黒松大夫;「歴代組」の成立)
2 近世「陰陽道知」の範疇(暦と土御門家―「暦に関わる権限」をめぐって;陰陽道と歴算家;近世陰陽道祭祀の性格)
近世陰陽道組織の総括と展望

著者等紹介

梅田千尋[ウメダチヒロ]
1970年大阪府に生まれる。1999年京都大学学院研究科博士課程単位取得退学。2003年京都大学博士(文学)。現在、京都大学研修員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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