出版社内容情報
公認心理師のカリキュラムにおける科目「学習・言語心理学」では,「人の行動が変化する過程」と「言語の習得における機序」を学ぶこととされている。本書では,このカリキュラムに対応したテキストとして,成長の基盤としての学習過程と言語獲得の仕組み,およびその障害について解説する。学校,家庭,職場,地域社会などの現場で公認心理師としての役割を果たす上での土台となる基本的な知見を,わかりやすく伝える。
内容説明
公認心理師のカリキュラムにおける科目「学習・言語心理学」では、「人の行動が変化する過程」と「言語の習得における機序」を学ぶこととされている。本書では、このカリキュラムに対応したテキストとして、成長の基盤としての学習過程と言語獲得の仕組み、およびその障害について解説する。学校、家庭、職場、地域社会などの現場で公認心理師としての役割を果たす上での土台となる基本的な知見を、わかりやすく伝える。
目次
学習・言語心理学の概要と展望
第1部 学習心理学(古典的条件づけ―刺激と反応の新たな結びつき;道具的条件づけ―行動修正のメカニズムと実際;知識・概念の獲得と変容―人はどのように世界を知るようになるのか ほか)
第2部 言語心理学(言葉の発生の基盤―言語はどこから来るのか;話し言葉の発達―他者とのかかわりの中で発達する言語;書き言葉の獲得―意味と記号をつなげるために ほか)
第3部 学習と言語の障害(学習と言語の障害―教育現場での理解と支援のために)
著者等紹介
川畑直人[カワバタナオト]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。博士(教育学)。William Alanson White Institute,Psychoanalytic Training Program卒業。公認心理師カリキュラム等検討会構成員、同ワーキングチーム構成員。公認心理師養成機関連盟理事・事務局長。現在、京都文教大学臨床心理学部教授
大島剛[オオシマツヨシ]
京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。17年間の児童相談所心理判定員を経て現職。現在、神戸親和女子大学発達教育学部教授
西垣順子[ニシガキジュンコ]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、大阪市立大学大学教育研究センター准教授
郷式徹[ゴウシキトオル]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、龍谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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