放送大学教材<br> 倫理思想の源流 - ギリシアとヘブライの場合 (改訂版)

放送大学教材
倫理思想の源流 - ギリシアとヘブライの場合 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 347p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595305368
  • NDC分類 150.2
  • Cコード C1312

出版社内容情報

西洋の倫理思想史の源であるギリシアとヘブライで展開した多彩な倫理思想について,その根底に共通する「驚き」という概念に焦点をあて,何が問題となり,それが倫理学的にどのような意味を持つのかを考察している。Ⅰ部でソクラテス,プラトンなどにみるギリシアの哲学・倫理を,Ⅱ部ではヘブライの倫理を旧約聖書を例に考えている。終章では,「驚き」という概念が,ギリシア・ヘブライの倫理思想の根底にあることの現代的意義を論じている。

 1.ソクラテス前の哲学者たち(その1)-イオニア学派
 2.ソクラテス前の哲学者たち(その2)-イタリア派・トラキア派
 3.ソクラテスとプラトン(その1)-ソクラテス・ソフィスト・プラトン
 4.ソクラテスとプラトン(その2)-プラトンを中心に
 5.アリストテレス(その1)-幸福と倫理的卓越性
 6.アリストテレス(その2)-中庸と徳論
 7.アリストテレス(その3)-知的卓越性と観想
 8.十戒(その1)-第六戒から第九戒を中心に
 9.十戒(その2)-第一戒を中心に
10.法集成-「契約の書」「申命記法」「神聖法典」
11.知恵文書(その1)-『箴言』
12.知恵文書(その2)-『ヨブ記』
13.ヘブライ宗教における応報倫理-『コーヘレス書』を中心に
14.ヘブライの宗教倫理と贖罪思想ー預言者を中心に
15.愛と義をめぐるギリシア哲学の省察ーアリストテレスに即しつつ