出版社内容情報
42歳の若さで夭折した伊良部秀輝の真実。投球フォームに1ミリの狂いすら許さず、誰よりも野球を愛した求道者の真実を代理人が明かす。
【著者紹介】
プロ野球選手代理人
内容説明
ポスティングというシステムができたのはヒデキがいたからである。ヒデキが逆境のなかで「ヤンキースに行きたい」という意志を貫き通し、自らの正当性を認めさせたからこそ、誕生したといっても過言ではないのだ。イチロー選手、松坂大輔投手、ダルビッシュ有投手らが脂ののった時期に移籍できたのはこのシステムがあったからだといっていい。もし彼があきらめていたら、日本人選手がFA権取得を待たずにメジャーに移籍できるようになるのは、もっと遅れたはずだ。
目次
第1章 伊良部秀輝の真実(暴行事件の真相;不平不満をいっさい口にしなかったヒデキ ほか)
第2章 彼の志がポスティングを生んだ(日本人にも身近になったメジャー・リーグ;「アメリカで投げさせてみたい」 ほか)
第3章 ヤンキースから愛された日本人(ニューヨークへ;ヤンキースタジアムで初登板、初先発、初勝利 ほか)
第4章 繊細な芸術家(天才にして努力の人;牛島のアドバイス ほか)
第5章 生涯投手としての渇望(“悪童”というタスキ;つくられたイメージと本当の自分とのギャップ ほか)
著者等紹介
団・野村[ダンノムラ]
1957年生まれ。78年から4年間ヤクルトスワローズでプロ野球選手生活を送り、引退後、渡米。93年、ダン野村オフィス(現KDN MANAGEMENT INC)をロサンゼルスに設立。95年、野茂英雄選手のメジャーリーグ移籍を実現。97年には、伊良部秀輝選手のニューヨーク・ヤンキース入団を三角トレードにて実現。ポスティングシステムが生まれるきっかけとなった。以降、吉井理人選手、ダルビッシュ有選手などのメジャー球団への移籍を手がけ、日本屈指のエージェントとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シブ吉
kawa
再び読書
糜竺(びじく)
田中