出版社内容情報
日本的経営を見直し、その長所を活かしながら現代日本の経営環境に適応する人事管理論を展開。
内容説明
「評価」より「評判」、形式上は年功で実質は実力主義…日本的なものの見直しが、組織を活性化させる!日本的な「あいまいさ」を生かすポスト成果主義の人事管理論。
目次
序章 なぜ今、個人尊重か?
第1章 知識社会か?知恵社会か?―変わる仕事と能力観
第2章 「評判」は非合理的か?―人事評価のあり方
第3章 職務は厳格に定義すべきか?―処遇と配属のポリシー
第4章 金銭で“やる気”を引き出せるか?―モチベーション戦略の見直し
第5章 「全社一丸」は可能か?―組織と個人の関係
終章 日本的経営再生のために
著者等紹介
太田肇[オオタハジメ]
1954年、兵庫県但東町生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。京都大学経済学博士。三重大学人文学部助教授、滋賀大学経済学部教授などを経て2004年より同志社大学政策学部教授。専門は組織論、人事管理論。とくに個人を生かす組織について研究。著書に『プロフェッショナルと組織』(同文舘、1993年、組織学会賞)、『仕事人と組織』(有斐閣、1999年、経営科学文献賞)、『ベンチャー企業の「仕事」』(中公新書、2001年、中小企業研究奨励賞本賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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