内容説明
モノが語り出す迫真の戦後史。博物館が語りだす現代史の新しい枠組み。注目される歴博現代史展示。5つの視覚からとらえた戦後の展示、大衆文化への深い洞察に満ちた再現展示など多彩に構成された第6室後半の展示をめぐる開室準備シンポの記録とギャラリートークで構成。
目次
趣旨説明 第6展示室「現代」―大衆文化を通してみる戦後日本のイメージ
基調講演 大衆文化からみた戦後の日本社会
コメント(1) 戦後の日本の暮らしと大衆文化―「書く」「歌う」「読む」表現方法の視点から
コメント(2) 成瀬巳喜男の映画と「浮雲」の美術
コメント(3) 戦後日本と沖縄―映像・写真を中心に
パネルディスカッション
付録(さまざまな戦後を歩く―ギャラリートーク風に;タッチパネル収録映像作品解説)
著者等紹介
安田常雄[ヤスダツネオ]
国立歴史民俗博物館副館長。同館研究総主幹、歴史研究系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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