出版社内容情報
行政学の第一人者であり、自治体議員の研修も行ってきた著者が、『議員NAVI』での「進め!地方議会」連載記事ほか広く発表された論考を改めてまとめ、住民が信頼を寄せうる自治体の議会と議員のあり方を追求する、自治体議員に関する入門書として必携の書。
自治体議員が現在抱えている課題について、制度的な建前と現場のギャップを踏まえた問題点を明らかにし、住民が自治体議員に期待する姿、そして住民自治を実現する要の存在となるために、どう考え行動すればよいかを提示する。
目次
自治体議員になるとは、どういうことか
自治体議員とは、どんな職業か
議員報酬をどう考えるのか
政務活動費をいかに適正に使うか
議員は何人いればよいのか
女性議員への偏見をいかに克服するか
二元的代表制の下で議会は何をするのか
議会の審議はどのように行われるのか
議会と首長とは、どんな時に対立するのか
議会事務局の職員をどう活用するのか
どうしたら住民の信頼を得られるのか
自治体職員のなり手不足にどう対処するのか
著者等紹介
大森彌[オオモリワタル]
1940年東京生まれ。1968年東京大学大学院修了、法学博士。1984年東京大学教養学部教授。1996年東京大学大学院総合文化研究科教授。1997年同研究科長・教養学部長。2000年東京大学定年退官、千葉大学法経学部教授。東京大学名誉教授。2005年千葉大学定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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