内容説明
注目の精神障害者雇用義務化(平成30年4月施行)に関する詳細な解説のほか、多数の最新裁判例の紹介など平成28年施行後の展開を幅広くフォロー。最も信頼できる障害者雇用の基本書、待望の増補補正版。精神障害者雇用義務化に完全対応!
目次
第1章 障害者雇用政策のあゆみ
第2章 障害者雇用にかかる裁判例の検討
第3章 障害者雇用促進法の解説
第4章 障害者差別禁止原則の理論的検討
第5章 これからの障害者雇用政策
第6章 行政実務者が振り返る「障害者雇用促進法改正」
第7章 障害者雇用の動向と精神障害者の雇用義務化
巻末資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるみ(旧Narumi)
24
仕事で参考になるかと思い、図書館で借りてみました。時間にゆとりをもって読んだ方がよいと反省。流し読みでしたので、またの機会に再挑戦したいと思います。2018/12/11
なるみ(旧Narumi)
21
やはり難しい。文字たくさんの本書。読み込むには時間と心のゆとりが必要。でもこの一冊にすべてがつまっているな、と思いました。2020/02/07
Hidekazu Asai
3
障害者側に立った判例解説は素晴らしい。 本書は途中で法的差別の説明をしている。 相当、ページを割いて説明している。 差別とはなんであるかが理解できる。 本書は、なぜ、精神障害者や発達障害者が採用されにくいのかを日本企業の採用基準である一般常識やコミュニケーション能力がその原因であることを指摘し、さらに、日本企業の職務範囲が無限定であることがさらに精神障害者や発達障害者を働きにくくさせている、とも指摘している。 障害者・労働・福祉・行政・差別に切り込む鋭い本です。2018/05/06