内容説明
暗号理論学者が説く仮想通貨、デジタルマネーが発展してきた背景と取引の仕組み。日本語版では監訳者による価格形成モデルの解説を収録。Mt.Gox事件やCoincheck事件を経て、ビットコイン等の仮想通貨はどこへ行くのか!?
目次
1 貨幣―おそれ多い分析(貨幣―社会の非理論的な本能を数的に表す;貨幣―剣よりも強い ほか)
2 テザード・マネー―利用とインパクト(稼いだ金、与えられる金;投資 ほか)
3 デジタルマネー―セキュリティの悪夢(サイバースペースの危険性―逃れることはできない!;汎用コンピュータとその固有の危険性 ほか)
4 電子マネープロダクト詳解(電子コインの理論と定義;ビットコイン―概論 ほか)
著者等紹介
サミッド,ギディオン[サミッド,ギディオン] [Samid,Gideon]
サイバーセキュリティ、暗号技術、人工知能、エンジニアリングデザイン、一般的なイノベーションの理論を専門とし、BitMint、LLCおよびAGS Encryptions Ltd.のCTO(最高技術責任者)を務める。グローバルなデジタル通貨―支払のための包括的なフレームワーク、暗号プロトコル、オンラインとオフラインの支払交換、化学暗号を研究している。イスラエル工科大学で3つの学位を取得。いくつかの特許を保有しており、不明確な電子暗号化と安全なデジタルマネー取引のための2件の米国特許を付与されている。メリーランド大学、ケース・ウェスタン・リザーブ大学などでサイバーセキュリティ、暗号化、デジタルマネーについて教えている
齋藤哲哉[サイトウテツヤ]
日本大学経済学部准教授。ニューヨーク州立大学Pd.D.(経済学)。主な研究分野は理論経済学、金融・ファイナンス、経済政策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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