ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163720500
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫。日本の漫画界を代表する3人の娘たちが明かす、父の横顔、創作秘話。抱腹絶倒のトーク集。

内容説明

おやじの秘密、しゃべっちゃおうか。水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の娘たちが語る、父の素顔。

目次

第1章 ずっと父が好きだった
第2章 父の仕事場
第3章 「普通の家」だった、かな?
第4章 “父親”として
第5章 父の女性観
第6章 父と音楽
第7章 作中の中のワタシ
第8章 父の仕事を継ぐ

著者等紹介

水木悦子[ミズキエツコ]
漫画家・水木しげるの次女。現在、水木プロダクション勤務。娘として、また同社の社員として、水木しげるを全面からサポートしている。水木しげるの作品、妖怪などにも詳しい。水木の海外取材旅行にもほぼ同行している

赤塚りえ子[アカツカリエコ]
漫画家・赤塚不二夫の長女。東京生まれ。94年渡英。2001年ロンドン大学ゴールドスミス校ファインアート科を卒業。02年よりロンドンのギャラリー、Danielle Arnaud contemporary artに所属し、現代美術家として現在も活動中。06年7月に帰国、同年8月に株式会社フジオ・プロダクションの代表取締役社長に就任

手塚るみ子[テズカルミコ]
漫画家・手塚治虫の長女。プランニングプロデューサーとして手塚作品をもとにした展覧会や宣伝、企画をプロデュース。2003年には音楽レーベル「MUSIC ROBITA」を設立、「エレクトリック・ブレインfeat.アストロボーイ」、「手塚治虫その愛した音楽」などのCDを制作する。また、ABCラジオ「Earth Dreaming~ガラスの地球を救え」のパーソナリティを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

財布にジャック

64
この本に収録されている手塚さんの漫画が意外でビックリでした。こんなのも描いてたんだぁ!有名な漫画家の娘さんだけあって、お三方ともタイプは違えど素敵な方ばかりで、偉大な父親を語る言葉の端々に愛情が感じられて、とっても読後感が良かったです。でも、赤塚さんは破天荒な方なので娘さんがちょっとかわいそうな気もしました。2010/08/02

キク

61
「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」で水木、赤塚、手塚というレジェンドの娘達の対談集。ネーミングの勝利だ。マンガ好きとして、このタイトルは素通りできない。ただ、というか、やはりというか、超売れっ子だった3人なので、父娘の思い出が豊富にあるわけではなく、新しいエピソードはそんなにはなかった。むしろ偉大すぎる父の名前のプレッシャーと恩恵の大きさに、3人ともがクリエーターとして苦悩し戸惑う姿が印象的だった。政治家で親子2代ってよく聞くけど、漫画家や小説家で親子2代って殆ど聞かない。まぁ、才能が全てだもんなぁ。2023/03/14

takaC

49
『文芸春秋』先月号の水木家対談の中で触れられていて存在を知り、即買って読みました。ハジメちゃん(りえ子さん)、強烈!2010/07/22

すぱちゃん@そろそろ、通常の浮上まで、徐々に戻したい

42
水木しげるの娘悦子さん、赤塚不二夫の娘りえ子さん、手塚治虫の娘るみ子さんによる鼎談集です。著名な漫画家の娘ということもあり、三者三様に幼少期には一般人には分からない葛藤が。また、娘という立場から見ると、偉大な漫画家も素っ裸にされ、へ~、そういう方だったのか?とか、それは酷い等と見方が変わります。また三人とも現在それぞれの父親のプロダクションに関わってますが、りえ子さんとるみ子さんは父の死後父親の作品を改めて読み、関わりを持つことになったことがわかります。鼎談ではりえ子さんの影が少し薄く、るみ子さんが濃いめ2019/10/30

あつひめ

40
子供だからこそ見えるもの、子供だから嫌だったもの・・・それが隠さず吐き出されている感じがした。有名人の親だからこそ味わえた事よりもそーっと親の元を心が離れて他人のように覚めた目で見ちゃう・・・そんな時代を抱えていた娘達。父親を嫌いだとか考えるのではなく、父親と娘は別のもの・・・とちゃんと知らず知らずに身についている。いなくなって見て初めてわかる親の偉大さ・・・。漫画にはまらなかった私は、一般的に売れていた作品しか知らなかったので、エッチな作品もあったとは以外だった。でも、娘に愛されている父だなぁと感じた。2010/09/04

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