ブルーバックス<br> 爆発する宇宙―138億年の宇宙進化

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電書あり

ブルーバックス
爆発する宇宙―138億年の宇宙進化

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月24日 01時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065240847
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0244

出版社内容情報

宇宙にとって「爆発」とはなにか?

ビッグバン、インフレーション、超新星爆発、ガンマ線バースト……宇宙に起こるさまざまな爆発現象。
これらは、けっして自明な現象ではありません。超新星爆発は、なぜ起こるのか? 実は、その過程にはまだまだ解明されていない謎が多く存在するのです。

本書では、この宇宙の始まりでもある「ビッグバン」、「超新星爆発」の謎、「ガンマ線バースト」などの爆発現象を取り上げながら、最新の天文学で考えられているそのメカニズムや、赤色巨星、白色矮星、ブラックホール、中性子星、さらにはダークマターについてなど、さまざまな天体や物質についても詳細に解説。
特筆すべきは、まだ観測されたばかりの謎の爆発現象「高速電波バースト:FRB」を、その観測実例をもとに、天文学におけるさまざまな仮説・研究を紹介していきます。

そのそも、この宇宙もビッグバンという爆発から始まりました。
私たちがふだん日常の中で使っているさまざまな元素も、これらの爆発によって作られたものです。
そして我々、生命もまた爆発によって作られたものだと考えられています。

さまざまな爆発を理解しながら、宇宙とはなにか? 生命とはなにか? という根源的な問いへと向かっていく、知的興奮を体感する科学書です。

内容説明

宇宙はいかに生まれ、どう進化しているのか。宇宙は「インフレーション」と「ビッグバン」から始まりました。さらに「超新星」や宇宙最大の爆発「ガンマ線バースト」、近年注目される「中性子星」や「高速電波バースト」など、今、この瞬間もさまざまな爆発現象が起こっています。宇宙膨張の謎、ベテルギウスが爆発したら!?元素の起源、生命にとって「超新星」とは?宇宙の爆発現象を手がかりに、138億年の宇宙進化を紐解き、科学の根源的な問いに迫ります。

目次

第1章 爆発とは何か
第2章 宇宙は爆発に満ちている
第3章 爆発としてのビッグバン宇宙
第4章 ビッグバンから星々の世界へ
第5章 星々を輝かせるもの
第6章 超新星と中性子星の人類史
第7章 超新星の爆発メカニズム
第8章 超新星より凄いやつ―ガンマ線バーストの物語
第9章 そして新たな謎の天体が生まれる―高速電波バースト
第10章 星の爆発と人類

著者等紹介

戸谷友則[トタニトモノリ]
1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は天文学、宇宙物理学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寝落ち6段

12
空間的に一箇所に閉じ込められたエネルギーが、ある時点で突然、何らかの理由によって解放され、その解放されたエネルギーが周囲に伝搬していく現象が「爆発」である。この宇宙も「ビッグバン」という爆発から始まった。今でもどこかの星が爆発し、その素粒子が地球に降り注いでいる。その降り注ぐ素粒子や電波などを観測することで、輪廻転生を繰り返さないと辿り着けない宇宙の果てを解明することができる。人間の叡智の素晴らしさと、それでも尚及ばない宇宙の偉大さに浪漫を馳せる。2022/03/22

DEE

10
爆発という視点から見た宇宙の進化。あるエネルギーが外側の方向に一気に放出されるのが爆発だけど、宇宙にはまだまだ解明されていない爆発がいくつもあるし、発見すらされていない爆発もきっとあるだろう。 内容はかなり難しいが、宇宙の深淵には間違いなく触れられる。 2021/12/17

5〇5

7
「爆発」をキーワードに宇宙の成り立ちから生命の存在をも俯瞰する ♦特にガンマ線バーストの正体、さらに元素の合成の過程は興味深い ♣改めて宇宙のダイナミズムを痛感する一冊である ♥尚、本書を楽しむには、膨張宇宙、中性子星、素粒子など基礎的な宇宙物理の知識は必要であろう ♠さもないと、読み手の脳が「爆発」しかねない。2021/11/18

HaruNuevo

6
『爆発』を切り口に宇宙を論じる一冊。 宇宙論の入門書は数多あるが、こう切り口を設定して、見方というか、視座を設定し直してくれたうえで解説されると、また新鮮な面白さがある。2021/11/13

akiakki

5
宇宙膨張、インフレーション、ビッグバン、超新星爆発、ガンマ線バースト、高速電波バーストを解説する本です。「爆発」をテーマにしたアンソロジーのような内容で、個々の現象はあまり関連付けられていないのと余談が多いのが残念。2022/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18056677
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。