講談社現代新書<br> 井伊直虎―女領主・山の民・悪党

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講談社現代新書
井伊直虎―女領主・山の民・悪党

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883948
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

2017年大河ドラマの主人公がわかる! 「女性」「山の民」「悪党」をキーワードに、戦国時代を駆けた直虎の知られざる実像に迫る2017年大河ドラマの主人公はリアル「もののけ姫」だった!

戦国の世、なぜ女性が領主となったのか? なぜ近世期、彼女は忘れ去られたのか?

母系社会から男性中心の徳川幕府へ。
自然から都市民たちの文明へ。
仏神の力を借りたカリスマから、異端視される存在へ――
遠州の山里を生きた直虎は、消えゆく中世的世界の象徴だった!

時代の転換期を生きた女城主の知られざる宿命を気鋭の研究者が描きだす一冊。

はじめに 直虎はヒロインにふさわしいか?
第一章  直虎の生涯
この物語の舞台――引佐町とは/井伊家のルーツ/一族の対立を避けるための政略結婚/拮抗する二大勢力――今川氏と武田氏/井伊直満・直義誅殺事件/運命の分岐路――直虎と直親/「次郎法師」の誕生/右近次郎による直親襲撃事件/亀之丞の帰郷/桶狭間の戦い/井伊直親の誅殺事件/井伊谷徳政/三方ケ原の戦い/虎松、家康へ出仕/井伊直政と井伊谷、直虎……
第二章  直虎の正体――「山の民」「女性」「悪党」
「山の民」を統率する井伊氏/「山の民」と非農業民/「山の民」と山犬信仰/映画『もののけ姫』の世界と直虎/「母系制社会」としての引佐地方/地域支配の正統性を担保する「権威」/アジールでなくなった北部山間地域/今川氏と徳川氏は何が違ったのか/右近次郎の正体――「悪党」/「悪党」のボスとしての直虎/中世から近世へ――歴史の分岐路と直虎/新発見の直虎史料/なぜ、直虎は消されたのか?
おわりに 歴史の岐路に立つ人びと


夏目 琢史[ナツメ タクミ]
著・文・その他

内容説明

母系制社会から男性中心の徳川幕府へ。自然から都市民たちの文明へ。仏神の力を借りたカリスマから、異端視される存在へ―。遠州の山里を生きた直虎は、消えゆく中世的世界の象徴だった!

目次

はじめに 直虎はヒロインにふさわしいか?(「直虎ってだれ?」;直虎の「宿命」 ほか)
第1章 直虎の生涯(この物語の舞台―引佐町とは;井伊家のルーツ ほか)
第2章 直虎の正体―「山の民」「女性」「悪党」(井伊氏の正体―「山の民」;「山の民」を統率する井伊氏 ほか)
おわりに 歴史の岐路に立つ人びと(失われた歴史像の復元をめざして;「仮説」と今後の検証 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

19
第二章の「もののけ姫」の世界と直虎を結び付ける著者の考察は少々無理がある。井伊直虎は大河ドラマの主人公だが、如何せん歴史上の人物ではなく、視聴者に訴える力が弱いのか視聴率が取れていないようだ。個人的は結構ハマっているので残念に思う。2017/09/18

kokada_jnet

17
未読です。これですか「講談社現代珍書」は。 2016/12/03

yamahiko

16
歴史書の体裁をとった小説のような印象を受けました。アジールや山の民に収斂させていく論の展開は、面白いけど、無理があるのではと思ってしまいました。ただ、家康以前の遠州を深く知りたいと思わせる一冊でした。2016/12/22

ふじ

15
日本史が赤点スレスレだったため、読むのに苦労しました。次期大河、井伊直虎についての新説考察本。直虎を中世から近代、山中から都市化、そして女系社会から男系社会へと移り変わる時期を生きたリーダーとして捉え直した一冊。曾祖父の時代から、周辺の大名や豪族との関係含めて語られた本作、なかなか直虎が出てこない!(笑)井伊家存続のピンチヒッター感がよく伝わりました。おかげで幅広く基礎知識プラスαがつきましたが、戦国時代の知識がある程度あるほうがより楽しめると思われます。ところで次回大河は女向け…?男でも盛り上がる?2016/11/14

さとうしん

12
第一章「直虎の生涯」と第二章「直虎の正体―「山の民」「女性」「悪党」」の二部構成だが、第一章まででやめておけば良かったのにと思う。第二章は著者の思い入れが上滑りしているというか、なぜ直虎の周辺を『もののけ姫』の世界観と重ね合わせなければいけないのかよくわからない。研究者というより、時代小説家が書いた評伝という印象を受けた。2016/11/19

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