星海社新書
2.5次元舞台へようこそ―ミュージカル『テニスの王子様』から『刀剣乱舞』へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061386174
  • NDC分類 775.4
  • Cコード C0274

出版社内容情報

2.5次元舞台は世界を制す!  テニミュ・ペダステ・刀剣乱舞、その爆発的な成長と軌跡を紐解く、2.5Dを知るための初の指南書「2.5次元舞台」は世界を制す!
年間300本以上観劇した著者による、初の入門書。
●内容紹介
2次元の世界を、生身の役者と新たな演出で3次元へと「翻訳」するエンターテイメント、それが「2.5次元舞台」――2015年に市場規模が103億円を突破するなど、爆発的な成長を遂げる、その誕生と歴史を紹介。
煌めく才能を持つ俳優、気鋭の演出家たちの情熱によって生み出されたムーブメントを知るための、はじまりの一冊。
●目次
はじめに 2.5次元舞台を、ジャンルから文化に
第1章 2.5次元舞台とは
第2章 2.5次元舞台の元祖であり最先端! ?すべてはミュージカル『テニスの王子様』から始まった
第3章 2.5次元舞台誕生前夜 ?宝塚『ベルサイユのばら』とミュージカル『テニスの王子様』の間に
第4章 2.5次元舞台の発展と革命 ?劇場から飛び出した舞台『弱虫ペダル』の誕生
第5章 2.5次元舞台の可能性を信じる役者たち
第6章 2.5次元舞台を観てみませんか
第7章 2.5次元舞台だけじゃない、「刀剣乱舞」という全方位のコンテンツ
第8章 2.5次元舞台を愛する受け手の視点
おわりに 日本最強のコンテンツを生む実験場――それが「2.5次元舞台」
●「あとがき」より
本書は2.5次元舞台のオフィシャル本ではないということです。記されていることは、すべて正式に世に出た記事を引用し、著者がこれまで観てきたこと、取材してきたことをベースにまとめています。
?中略?
まわりのおもしろがりの大人たちに「2.5次元舞台って流行ってるんでしょう? それってなに? どういうこと?」と聞かれることが最近とても多かったので、まずは知っていること、感じていることをまとめてみようと思ったことが最初でした。

おーち ようこ[オーチ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

2次元である漫画を、身体と演出で3次元へと「翻訳」するエンターテイメント―2015年に市場規模が103億円を突破するなど、爆発的な成長を遂げている2.5次元舞台。テニミュ・ペダステ・刀ミュ・刀ステをはじめ、名だたる名作を軸に、2.5次元舞台の「これまで」の軌跡と「これから」の可能性を紐解く。きらめく才能を持つ俳優、気鋭の演出家たちの情熱によって生み出されたこのムーブメントを一過性のものではなく、日本の文化として後世に残せたら…いや、きっと残るはず!そんな熱量をもってこの一冊をあなたにお届けします!

目次

第1章 2.5次元舞台とは
第2章 2.5次元舞台の元祖であり最先端!―すべてはミュージカル『テニスの王子様』から始まった
第3章 2.5次元舞台誕生前夜―宝塚『ベルサイユのばら』とミュージカル『テニスの王子様』の間に
第4章 2.5次元舞台の発展と革命―劇場から飛び出した舞台『弱虫ペダル』の誕生
第5章 2.5次元舞台の可能性を信じる役者たち
第6章 2.5次元舞台を観てみませんか
第7章 2.5次元舞台だけじゃない、「刀剣乱舞」という、全方位のコンテンツ
第8章 2.5次元舞台を愛する受け手の視点

著者等紹介

おーちようこ[オーチヨウコ]
ライター。勤めていた広告代理店を辞めフリーライターへと転職。舞台、本格ミステリ、特撮、お笑い芸人など幅広いジャンルに精通し、専門書やMOOK本の企画・制作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いりあ

9
2.5次元舞台を大好きなおーちようこさんが2.5次元の素晴らしさを凄まじい熱量で語っています。本当に好きという事が行間から伝わります。僕も舞台を観に行くのですが、生で観ると迫力、もしくは説得力が全然違います。本書は著者が好きな女性向け作品の舞台(もしくは舞台男子)を中心に語っているので少し情報に偏りを感じました。男性向けの2.5次元舞台(もしくは舞台女子)もたくさんありますので、その辺もサラッとでも触れてもらえれば、男女問わず、もっと多くの人に2.5次元舞台への興味を持ってもらえるのかなと思いました。2018/04/16

スプリント

5
漫画やゲームの舞台化が流行っていますがその舞台裏について書かれています。テニスの王子様や弱虫ペダルの表現の工夫は驚かされました。2018/02/05

活字中毒

3
2.5次元とはどこから始まったのか時系列に沿って理解出来た。作者が舞台にかける情熱がすごい2021/02/17

りん

3
★★★★★読了。舞台男子を書かれてるおーちようこさん著。とにかく愛に溢れてる。そして自分の沼をもっと好きになる、知らない沼は行きたくなる。そんな本でした。2018/04/21

yraurb

3
最近活動の活発な2.5次元舞台について、その発生から現在に至るまでをざっとさらった本。著者が女性のせいか、女性向け舞台に偏りがちなのが資料としてはやや不安。だがここしばらくの流れは十分把握できる。テニミュ以前は既存の舞台形式(宝塚、歌舞伎など)に漫画アニメ等を合わせていた、あるいは既存ファンのためのボーナスサービス(声優による舞台)だった、2.5次元舞台が2.5次元舞台として確立したのはテニミュ以降である、という指摘にはなるほどと頷いた。2017/12/08

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