感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chang_ume
4
広島大学関係者を中心に、城郭建築の代表例「天守」について諸角度から紐解く。建築史が主ですが、縄張り論からの論考も含まれる。望楼型と層塔型の違いについて、身舎部の柱筋から見た内容は新鮮だった。これまで入側部の柱筋について上下階の関係ばかり見ていたので。ただ、豊臣大坂城天守について下見板張り上部が「銀箔」を貼った壁仕様とさらっと記した箇所など、論拠はどのあたりなのだろうかと思わせる部分も多い。参考資料が全く挙げられていないので、どうにも価値が見出しにくい一冊ではあります。2020/07/27
takao
2
ふむ2023/01/10