出版社内容情報
心理的支援から法整備まで総合的に提言。
内容説明
犯罪被害の問題が深刻化する中で、いまほんとうに必要とされていることは何なのか。被害者への心理的支援から法的諸問題まで、総合的に提言する。
目次
犯罪被害者支援のための取り組み
被害者が直面する現実：二次被害の実態
殺人事件遺族の二次被害に関する事例
心的外傷と精神的被害からの回復過程
悲嘆の諸相
危機介入の概念と発展過程
危機介入の実際
犯罪被害者のためのカウンセリングおよび心理療法
カウンセリング・心理療法以外の方法
米国における犯罪被害者の自助グループ活動の実態
犯罪被害者に携わる専門家の心のケア
犯罪被害者と修復的司法
著者等紹介
長井進［ナガイススム］
昭和２４年６月２６日（大阪市）生まれ。昭和４９年３月慶応義塾大学文学部（教育心理学専攻）卒業。昭和５１年３月慶応義塾大学大学院社会学研究科修士課程（教育心理学専攻）修了。教育学修士。金沢経済大学、フルブライト客員研究員（コロンビア大学ティーチャーズカレッジ）を経て、現在、常磐大学人間科学部教授および常磐大学国際被害者研究所併任教授。日本心理臨床学会、日本被害者学会、日本犯罪心理学会、日本家族心理学会、日本心理学会、日本教育心理学会、Ｗｏｒｌｄ Ｓｏｃｉｅｔｙ ｏｆ Ｖｉｃｔｉｍｏｌｏｇｙの各正会員。臨床心理士
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