叢書・ウニベルシタス<br> ドイツ悲劇の根源

叢書・ウニベルシタス
ドイツ悲劇の根源

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  • サイズ B6判/ページ数 316p
  • 商品コード 9784588000621
  • Cコード C1310

出版社内容情報

バロック時代におけるドイツ悲劇の哲学的・歴史的解明および展開のなかで,寓意の隠れた生命を呼び起こしその復権をめざす。現代ドイツ批評を代表する知性の力業。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D.Okada

2
本書は元々はフランクフルト大学に教授資格論文として提出されたもの。しかし資格取得は果たされなかった。どういう事情があって合格しなかったのかはわからないが、難解であることは確かである。自分の関心の都合上、「バロック悲劇とギリシア悲劇」の章、特にカール・シュミットの主権理論を意識して書かれたと思われるところや「決断できない専制君主」のところを丁寧めに、読んだ。平たく言えば、政治神学的主権的決断の不可能性と言ったところだろうか。2012/07/30

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