内容説明
日本の企業売上高の約2割、社数では実に99%に相当する中小企業群。さらにその過半数は従業員30名未満の小企業である。これら「小さな会社」の変革なくして、日本経済の再生はありえない。そのための実現的処方箋とは何か。まず「オーナー経営者の老害」を指摘。世代交代は改革の第一歩である。その上で、具体的な経営ノウハウを紹介。「ニッチに徹する」「現代の暖簾わけ―MBO」「作り手による供給制御―DCS」「大企業との人材交流」…。売れない時代に、売れる商品、サービスを創出するヒント満載の書。
目次
序 小さな会社の自己革新が、日本を変える
第1章 社長の意識改革なくして復活なし!
第2章 小さな会社の現実的改革
第3章 中小企業が大企業になれない理由
第4章 大企業に伍して「もの」を売るためのヒント
第5章 地方中小企業に活路はあるか
第6章 大企業との新たな協業
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
1957年、島根県松江市生まれ。大手都市銀行上席部長代理、米銀VP、欧州投資銀行SVP、米系ベンチャー・キャピタル日本代表を経て、現在、(株)フレイムワーク・マネジメント代表取締役。ベンチャー・中小企業の総合支援に10年、M&Aアドバイザリー他の投資銀行業務に16年、金融に20年の経験を有す。一橋大学商学部、スタンフォード・ビジネススクール卒業(MBA)。小さな会社の経営者、幹部、中堅、若手社員が大企業社員と共に自己開発する「MBAエッセンス講座」開講中
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