PHP新書
カラー版 明治・大正を食べ歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569632926
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

文人・芸術家が愛した懐かしい東京の町と味。

浅草、湯島、銀座、築地……。創業八十年から百年の老舗を訪ね、懐かしい東京の町と味を綴る。文人たちのエピソードも満載のカラー新書。

明治の牛鍋、カツレツ、大正のオムライス、カフェー……。日本人が出会ってから百年。愛され続けた老舗の変わらぬ味と心意気。伝統を支える店主たちの話に耳を傾ければ、古き良き時代がよみがえる。

▼本書は、浅草、神田、銀座、築地、深川界隈を歩き、明治・大正を感じさせるお店を訪ねたカラー新書。

▼「魂の銭湯」と呼ばれた牛鍋屋。谷崎潤一郎も愛した鳥料理店。芸者さんや「銀ブラ」女性に人気の洋食屋。一高生、東大生が馴染みにしたおでん屋……。創業当時の主人の想い、開店の経緯など、できるだけ店の人の話を聞く。「一つの鳥鍋、一串のうなぎ、一枚のせいろで五十年百年続けることがどんなに大変か、ため息をついた」と著者は語る。数々の秘話、文人墨客たちが綴った美味礼讃は、もう一つの日本近代史といえよう。とはいえ、味が勝負である。店のたたずまいや従業員の対応など、三拍子そろった老舗を厳選して紹介する。

▼懐かしい味と逸話に、至福のひとときを。

●第1章 浅草・上野・根岸 
●第2章 湯島・本郷・根津・千駄木 
●第3章 日本橋 
●第4章 神田 
●第5章 築地・銀座・日比谷・新橋 
●第6章 深川 
●第7章 麻布・新宿・神楽坂

内容説明

明治の牛鍋、カツレツ、大正のカフェー…。日本人が出会ってから百年。愛され続けた老舗の変わらぬ味と心意気。伝統を支える店主たちの話に耳を傾ければ、古き良き時代がよみがえる。本書は、浅草、神田、銀座、深川界隈を歩き、明治・大正を感じさせるお店を訪ねたカラー新書。「魂の銭湯」と呼ばれた牛鍋屋。谷崎潤一郎も愛した鳥料理店。芸者さんや「銀ブラ」女性に人気の洋食屋…。創業秘話や、文人墨客たちが綴った美味礼讃は、もう一つの日本近代史である。懐かしい味と逸話に、至福のひとときを。

目次

第1章 浅草・上野・根岸
第2章 湯島・本郷・根津・千駄木
第3章 日本橋
第4章 神田
第5章 築地・銀座・日比谷・新橋
第6章 深川
第7章 麻布・新宿・神楽坂

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年、東京都文京区生まれ。作家・地域雑誌編集者。早稲田大学政経学部卒業。1984年、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(愛称・谷根千(ヤネセン))を発刊。主な著書に、『鴎外の坂』(新潮文庫、平成9年度、芸術選奨文部大臣新人賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひねもすのたり

7
都内にある明治・大正創業の老舗飲食店をピックアップしたガイド本。 森まゆみさんといえば谷根千ですが、本書は神田・銀座・深川方面も網羅しています。 老舗=高いというイメージですが大衆的な価格設定をしている店をチョイスしていて、実際のお散歩食べ歩きに役に立ちそうです。 店にまつわる歴史にも言及しているので近代史の読み物としても楽しめます。 個人的には前を通るたびに気になっていた谷中の「愛玉子」の謎が解けて大満足でした。2012/11/18

takao

2
ふむ2023/12/12

ビスケ

2
明治・大正に創業した、東京の老舗料理店のガイドブック。洋食屋や甘味処、喫茶店など訪れたことがある場所も多く、創業当時の逸話は興味深く読んだ。行ってみたいのは蓬明館、喫茶去快生軒、志乃多寿司。久々にライオンやまつやも行きたいな……と、東京歩きを楽しくしてくれそうな一冊だった。2010/11/19

Gen Kato

1
東京の名店ガイド。あの店、この店、行ってみたいお店ばかり。2015/09/01

yuzuriha satoshi

1
今はなくなってしまった店もあるのだろうな 表紙の銀座ライオンは健在です これからの季節 最高だね 平日の昼間がお奨め2011/06/22

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