いま自然をどうみるか (増補新版)

いま自然をどうみるか (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560040621
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

 共生の思想に基づいて新たな地球像と人間の生き方をさぐる。「著者の謙虚かつ真摯な態度に感銘」(東京)、「現代の危機を解く自由と解放の自然観」(週刊ポスト)等、各紙誌から絶賛された根源的エコロジズムの記念碑的名著。増補新版ではこの10年間の諸問題を取り上げ、未来に向けた行動への決意も述べる。

内容説明

各紙誌から絶讃された、根源的エコロジズムの記念碑的名著。本書では、90年代の新たな流れを整理しつつ、来るべき時代を構想する。

目次

序章 いまなぜ自然か
第1章 ゼウスとプロメテウス
第2章 ロゴスとなった自然
第3章 機械としての自然
第4章 宇宙は解けたか
第5章 エコロジー的地球像
第6章 民衆の自然
第7章 自然と労働
終章 自然に生きる
増補 そしていま、自然をどうみるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

19
1985年の本。著者は反核、反原発運動を中心となって推進してきた原子力科学者(故人)。前半は古代から現代までの科学の歩みを振り返り、科学の果たしてきた「解放」の側面も掘り起こしながら、素粒子論、相対論以降次第に行き詰りを迎えているのではないかと疑問を呈する。後半では、日本各地、世界各国の先住民や地域住民運動(例えば水俣病反対闘争、成田空港反対闘争等)の中での農民や漁民のもつ基底的な自然との交感を通して、新しい「解放」のための自然観(=エコロジズム、ナチュラリズム)を探っていく。自然=科学の転換を試みる。 2021/07/10

今夜は眠れない

1
広瀬隆さんの講演会に行ってきました。話は解りやすくてとても良かったです。それにしても、改めて高木仁三郎さんが亡くなったのは、国家的な損失だと感じました。

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