内容説明
なぜ1ドル=160~190円を主張するか―増大する対日赤字は,円レート調整と内需拡大策でしか解消できない。米国トップ・エコノミストが摩擦の真の原因をはじめて明らかにする。
目次
第1章 序論(マクロ経済上の問題;部門特有の問題;バランスをとる;米国のイニシアティブと日本の対応)
第2章 マクロ経済面からの影響(国際的観点からの分析;貯蓄・投資の不均衡;2国間収支に影響する他の構造要因;為替レートと成長)
第3章 保護(明白な保護;目に見えない保護;間接的証拠;制度的な証拠;為替レートによる保護?交渉の目的と相互主義;米国による保護)
第4章 結論と政策提言(分析結果の要約;政策のセッティング;政策パッケージの提案;すべきではないこと;結論)