内容説明
一般的・抽象的で難解な民法総則を、多くの判例の事案を用いて平明に説く。通説・判例が「なぜこのように考えるか」を中心に著述。特定分野に偏らない、バランスのとれた構成で成年後見・大深度地下法制など、最新の法改正を網羅。
目次
第1章 民法とは何か―民法の概念
第2章 権利の主体
第3章 権利の客体―「物」
第4章 法律行為
第5章 期間
第6章 時効
著者等紹介
中井美雄[ナカイヨシオ]
1932年三重県に生まれる。1954年大阪大学法学部卒業。立命館大学名誉教授、奈良産業大学法学部教授。著書に『民事救済法理の展開』有斐閣、1981年、『民法講義ノート(5)』(共著)有斐閣、1981年、『不法行為法(事務管理・不当利得)』(編著)法律文化社、1993年、『債権総論講義』有斐閣、1996年、『担保物権法』青林書院、2000年
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。