出版社内容情報
これからの政治のカギを握る「新・無党派」の正体は何か。「政・官」癒着型から「政・民」主導型への転換期にさしかかっている日本政治を「新・無党派」の動向から解明する。
【目次】
序章 「民意」の研究がなぜ必要か
第1章 民意の変遷―投票行動が語る戦後民意の変容
1 革新の出現と保守の単調増加
2 対決型民意の体系
3 信任型民意の体系
4 配分型民意の体系
第2章 民意の見方―軽視されてきた「支持政党なし」民意
1 正しい理解のために
2 政党の一極支配と民意の二極化
第3章 民意のメカニズム―行き詰まった政党への民意の葛藤
1 民意の基本モデルの提示
2 政権党ロイアルティの発揚
3 社会党アイデンティティの喪失
4 投票アブセンティの機能
第4章 民意の同時代史―「純支持なし」層(「新・無党派」)の系譜
前節 揺らぎ、喘ぎ、行き詰まる民意(「55年体制」崩壊直前)
1 今の”世の中”をどう見ているか
2 ここまで変貌してきた有権者の意識
3 自民党分裂を促す民意の構図
後節 検証、「55年体制」崩壊から1996年現在
4 一党過半数支配の終焉
5 新選挙制度の実施で民意のメカニズムはどう変わるか
注
参考文献
付録 「小選挙区比例代表結合制」(”一票式”)(橋本試案)
おわりに
内容説明
政治のカギを握る「新・無党派」の正体を本格的解明。「政・官」癒着型から「政・民」主導型へ。民意の視点から日本政治を直視する。
目次
序章 「民意」の研究がなぜ必要か?
第1章 民意の変遷―投票行動が語る戦後民意の変容
第2章 民意の見方―軽視されてきた「支持政党なし」民意
第3章 民意のメカニズム―行き詰まった政党への民意の葛藤
第4章 民意の同時代史―「純支持なし」層(「新・無党派」)の系譜