内容説明
日本にストーカー問題を初めて紹介した著者が、「被害者の会」の実態調査と多数の関係者の肉声や裁判例から、犯罪の手口やストーカーの特徴、そして具体的な対策も示す。
目次
第1章 届かなかった叫び―桶川事件と兵庫事件
第2章 調査から浮かびあがるストーキングの実際
第3章 切実な訴え―被害者の会に寄せられた相談から
第4章 ストーカーの素顔
第5章 被害者を追いつめる魔手―ストーキングの方法
第6章 そのとき、被害者はどう対応したか
第7章 ストーカーとどう闘うか
第8章 ストーカー規制法の使いかた
第9章 ストーカー規制法で何が変わったのか
終章 どうすれば被害をなくせるか―あとがきにかえて
著者等紹介
秋岡史[アキオカフミ]
熊本市生まれ。明治大学法学部卒業。法律事務所勤務、米国留学等を経てノンフィクション翻訳家・ライターに。95年日本にストーキング犯罪を紹介し、「ストーキング被害者の会」を創立して法成立と被害者支援に取り組む
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