講談社学術文庫<br> 宗教人類学

講談社学術文庫
宗教人類学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061591615
  • NDC分類 163
  • Cコード C0114

出版社内容情報

【内容紹介】
宗教人類学とは、原始〈未開〉民族社会および文明社会の民俗宗教を文化人類学的視点と方法により研究する学問である。今日、いかなる宗教・文化現象もアニミズムや呪術など、原始宗教的な要素を考慮せずには論じられなくなっている。「世界宗教とアニミズムの複合の解明こそ宗教人類学研究の最前線」と唱える著者が、日本および南・東南アジアの民族宗教文化の特質を考察した先駆的な入門書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

3
☆×4.5…人はどこかに、心のよりどころが必要なのかもしれませんね。日本は宗教に疎いとはいわれていますが、願掛けをしたり、お参りをしたり…広義の意味での信仰ならばあると思います。この中にはキリスト教はほとんど出てきませんがおそらく、特殊な宗教儀式たるものが見出せないからでしょう。シャーマニズムを扱っている項目はまさに多種多様。ですが、ほとんどに共通しているのは何らかの災難からそのような力を得たり、神との接触があった人が多いということ。シンガポールのそれは規模も信仰者も、とてつもないですな。2017/02/19

田中スワン

1
村落レベルの個別具体的な出来事を「呪術-宗教」「シャーマン-司祭」の二元的な観点から一般化を試みる。ぼくが宗教に関する本を読んだのはこれが初めてだったが分かりやすくこの類の学問の入門編としてちょうど良いのではないかと思う。2012/07/01

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