講談社現代新書
聖徳太子の仏法

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497221
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C0214

内容説明

太子という存在は、わが国に仏法が移入された出来事との連関でとらえられねばならない。鮮やかな思想史の試み。

目次

第1章 釈迦像の伝来
第2章 釈迦仏の祭祀
第3章 学問尼による仏法
第4章 女天皇と朝廷儀礼
第5章 理念としての官人共同体
第6章 幽在時間・幽在空間
第7章 “たま”神としての菩薩の行方

著者等紹介

佐藤正英[サトウマサヒデ]
1936年、長野県生まれ。1958年、東京大学文学部倫理学科卒業。現在、共立女子大学文芸学部教授、東京大学名誉教授。専攻は日本倫理思想史・倫理学
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感想・レビュー

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やまぐてぃ

1
聖徳太子に関する説話は、釈迦の生涯や、中国での仏教関連の出来事を元にした、仏教を広めるために作り上げられたものだった。仏教における僧の構造を反映してつくられた、官人共同体の成立を目指す十七条憲法の詳細な解読もあって面白い。2012/03/04

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