内容説明
太子という存在は、わが国に仏法が移入された出来事との連関でとらえられねばならない。鮮やかな思想史の試み。
目次
第1章 釈迦像の伝来
第2章 釈迦仏の祭祀
第3章 学問尼による仏法
第4章 女天皇と朝廷儀礼
第5章 理念としての官人共同体
第6章 幽在時間・幽在空間
第7章 “たま”神としての菩薩の行方
著者等紹介
佐藤正英[サトウマサヒデ]
1936年、長野県生まれ。1958年、東京大学文学部倫理学科卒業。現在、共立女子大学文芸学部教授、東京大学名誉教授。専攻は日本倫理思想史・倫理学
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