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ジャーナリズムは専門職か : 日本メディア産業の倫理綱領の比較分析

畑仲, 哲雄, 2023.11.30. <TD32225310>
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書誌詳細

コミュニティコード 紀要論文
コレクションコード 龍谷大学社会学部紀要
コレクションコード 第64号
タイトル ジャーナリズムは専門職か : 日本メディア産業の倫理綱領の比較分析
言語 jpn
タイトル(その他) Is Journalism a Profession? : A Comparative Analysis of the Codes of Ethics in the Japanese Media Industry
作成者 畑仲, 哲雄
公開者 龍谷大学社会学部学会
NCID AN10181995
JaLCDOI info:doi/10.50873/10929
雑誌名 龍谷大学社会学部紀要
64
開始ページ 23
終了ページ 40
発行日 2023.11.30
寄与者 Hatanaka, Tetsuo
寄与者 ハタナカ, テツオ
登録日 2024.06.21
資料種別(NIIタイプ) 紀要論文
URI(アイテム表示画面) http://hdl.handle.net/10519/10929
著者版フラグ publisher
SORTKEY 003
ISSN(NII) 24367907
アブストラクト 本稿の目的は,日本におけるジャーナリズムの専門職性について考察することである。筆者は,一つの端緒として,日本における代表的なメディア産業の倫理綱領である「新聞倫理綱領」と「放送倫理基本綱領」を考察の対象とした。考察するにあたり,本稿では,典型的な専門職とされる弁護士や医師たちをはじめ,英米のジャーナリズム組織,さらには日本の新聞産業の労働組合などが掲げる倫理綱領と比較した。その結果,現在の「新聞倫理綱領」と「放送倫理基本綱領」が,日本のジャーナリストたちの専門職化を促したり,難問と直面した際に立ち返るべき原則になっていたりするとは言い難いことが確認された。ただし,倫理綱領だけが専門職/非専門職の絶対的な判断基準ではなく,今回の考察で得られた知見はあくまでも限定的であるということを踏まえておく必要がある。